長島昭久の発言 (外務委員会)

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○長島(昭)委員 私は、本当にいいチャンスだと思っているんです。アメリカに別に気兼ねする必要はないですよ。この前、先月の二十四日も、ケリー国務長官はラブロフ外相と八時間話して、いろいろなことを話していますよ。だから、別に日本が積極的に対ロ外交を進めたって、アメリカに対して気兼ねすることは全然ない。彼らも、もう十八回、外相会談をやってきている。
 大事なことは、私が考えるに、ロシアの戦略的な利益というか立場を、きちっと日本が理解をしているというところを示すことだと思うんですよ。
 ウクライナの問題で制裁をかけられていますけれども、そもそも、ウクライナ、私は野党ですから多少オーバーに申し上げたいと思いますけれども、ウクライナの問題も、実を言えば、NATOの東方拡大によってやらずもがなのプレッシャーをウクライナにかけ過ぎて、それにある意味で反発してロシアがクリミアに入っていった、こういう構図も専門家の間では語られているんですよ。
 もしヨーロッパがそんなに火遊びをしなければ、ウクライナがあんなに不安定な情勢にならなかったかもしれないんですね。そうすれば、ロシアが制裁を受けて孤立化するような状況はなかったかもしれない。
 確かに、ソチのオリンピックのときに、安倍総理が出席をして、それに参加をして、日ロ首脳会談が開かれた。そのときまでは、非常に日ロ関係は順調にいっていたんですよ。その後、ウクライナの政変があって、紛争が起こって、欧米が制裁をかけたので、日ロ外交は停滞してしまったんですよ。その雪解けをする、ことしはいいチャンスだと私は思っている。
 特に、伊勢志摩サミット、G7サミットですけれども、プーチン大統領をオブザーバーで呼んだらいいですよ。それぐらいのことを日本はやったらいいと思います。ヨーロッパも、イギリスやアメリカは厳しいですけれども、ドイツもフランスも、早くロシアとはいい関係を築きたいと思っているんですよ。そういうG7の中のいろいろな利害関係、思惑なんかを日本がきちっと捉えて、四月にラブロフさんが来る、そして、連休中に安倍さんがイギリス、フランス、ドイツと回るんでしょう、EU、外務大臣はどこを回るかわかりませんけれども、そして、プーチンさんと会う、その後、伊勢志摩サミットですから。できれば、そこにプーチンさんが来ればいいし、だめでも、六十周年の十月までにはきちっとプーチンさんを日本にお招きして、去年の九月のようなああいう言われ方ではなくて、北方領土問題にきちっと見通しをつける、そういう大事な年を迎えていると私は思います。
 外務大臣、最後、残った時間で、御決意、そして具体的な方策、国民の皆さんにわかりやすく御説明いただきたいと思います。

発言情報

speech_id: 119003968X00920160401_038

発言者: 長島昭久

speaker_id: 29241

日付: 2016-04-01

院: 衆議院

会議名: 外務委員会