麻生太郎の発言 (財務金融委員会)

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○麻生国務大臣 今、高井先生の言われたこのフィンテックの動きというのは、これは間違いなく世界的に大きな広まりを見せております。
 特に、この種の技術が使いこなせる先進国、また、中国の場合は、にせ札があれだけはやっている、はやっているという言い方はいかがですかな、にせ札があれだけ流通しているという実態に合わせれば、フィンテックに頼らざるを得ないんだという、これは中国人なら必ず言うせりふですから、そういった背景があるのであって、こちらは、日本の銀行券というか日銀券の信用というのはぬきんでて高いという状況にもありますので、そういった意味では、現金社会というのがまたかなり大きく通用している。いい悪いは別にしてそれが実態でもありますので、私どもとしては置かれている背景が違うんだとは思いますけれども、間違いなくこういったようなことは、世界的なものを考えてみた場合に、日本みたいな、にせ札の技術がほとんど通用しないほどの現金をつくれる技術を持っている国の方が少ないですから、そんな意味では、こういったものがどんどん世界的に広まっていくというのを考えておかねばならぬということで、これは金融審議会なんですが、フィンテックの展開を含めまして、いわゆるITの発展に伴って、それの対応についての検討を進めるという意味で、この法案でも、制度面に係る対応について必要な措置を盛り込ませていただいております。
 一月でしたか、これは産業競争力会議において決定した「成長戦略の進化のための今後の検討方針」の中でも、フィンテックに関しましては、ITを活用した金融サービスの高度化を図るべく、必要な施策を推進する旨を位置づけてはおります。
 いずれにいたしましても、こうしたことを踏まえて、フィンテックへの対応というものにつきましては、次期成長戦略というものの中に適切に反映して、この動きを日本の経済とか金融の健全な発展につなげていきたいと思っておりまして、つなげていかざるを得ないというところに来つつあるんだと思っておりますので、これでさらにいわゆる仮想通貨の話やらいろいろなものが出てまいりますので、今後ともこの問題に関しましては無関心ではいられぬ、そういう状況にあると思っております。

発言情報

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発言者: 麻生太郎

speaker_id: 17218

日付: 2016-04-27

院: 衆議院

会議名: 財務金融委員会