河野太郎の発言 (消費者問題に関する特別委員会)

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○河野国務大臣 これまでバス旅行というのは、どこへ行くかということと幾らで行けるのかという、それぐらいで選んでいた方が大勢いらっしゃったのではないかと思うんですね。どこに行くかというのはなかなか動かせませんから、ここへ行こうと思えば、その中で一番安いものを選ぶということが常だったのかもしれません。ただ、そうすると、今おっしゃったように、いろいろなところに無理が来る、それがひいては安全性を損なうということにつながっていた側面があったということは否定できないのではないかなというふうに思っております。
 海外旅行へ行くときのパンフレットなんかを見ますと、どこへ行く、何日間、幾らでという以外に、例えば、ホテルはこういうクラスのホテルへ泊まる、こんな部屋に泊まる、あるいはこういう観光地はこういう見学の仕方をしますということがいろいろ書かれていて、そんなものを総合的に勘案して、では、このツアーに申し込もうということになっているわけでございます。
 日本のバス旅行もそろそろそういう要素を入れるべきかなと思っておりまして、日本バス協会のようなところが、それぞれのバス会社を安全性の面からランキングをして、三つ星から一つ星まで星をつけております。今まではほとんど話題にもなりませんでしたし、バスを見てもどこに星がついているんだかよくわからないみたいなところがございましたけれども、やはりこれだけバスの安全性というところに消費者の方も今気が向いているわけでございますから、我々消費者庁といたしましては、こういう制度を積極的にPRしていって、三つ星のバスなのか二つ星のバスなのか、バス旅行を選ぶときにはそうしたことも考慮の対象にしてもらう、そんなふうにしていきたいと思っております。
 値段だけでなく安全性というところについても考慮してもらえれば、安全性に投資をしているバス会社というのがむしろお客さんがたくさん来てくれて売上利益が上がるんだということになれば、安全性に投資をするのは決して無駄ではない、あるいはマーケティングの方法として極めて効果的なんだということになれば、それでお客さんを呼び寄せることができるようになる。そうすると、もっと安全にきちんと投資をしよう、そういうインセンティブも出てくるようになるだろうと思いますので、消費者庁としては、そうしたところを少しPRして、値段だけではなく安全性にも気を使っていただいてバス旅行を選んでいただける、そんなようにしていきたいと思っております。

発言情報

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発言者: 河野太郎

speaker_id: 11808

日付: 2016-03-23

院: 衆議院

会議名: 消費者問題に関する特別委員会