若井英二の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○若井政府参考人 お答えを申し上げます。
ロボットテストフィールド及び国際産学官共同利用施設は、委員に大変御尽力をいただきました福島イノベーション・コースト構想の重要な柱でございます。
委員御指摘のとおり、一昨日、この両施設につきまして南相馬市に、そして、これと深い関連のございます無人航空機を活用いたしました物流試験のための滑走路を浪江町に整備することとなったところでございます。国といたしましても、この福島イノベーション・コースト構想の実現に向けて着実に歩みを進めることができている、このように考えているわけでございます。
この両施設の設置、運営につきましては、国の財政的支援のもとに県が整備をするとともに、新たに設置する運営法人が運営を行うこととなってございます。
まず、施設の内容、概要ということでございますけれども、これは昨年十二月に経済産業省と福島県が共同で検討委員会を設置いたしまして、今委員から御指摘がございましたように、このロボットテストフィールドの中には災害対応ロボット等の実証実験に必要な瓦れきや市街地の災害模擬施設を含む、五十ヘクタール規模の施設として整備をすることといたしたところでございます。
次に、この施設の安定的な運用ということでございますけれども、平成二十八年度予算におきましては、整備費用に加えまして、地元企業との連携によりますロボット技術等の開発を支援する費用を約七十億円計上しておるところでございます。こういった予算を活用いたしまして、ユーザーの意見も聞きながら、このフィールドの活用を進めてまいりたいと考えてございます。
加えまして、標準化という観点では、ロボット認証制度等の創設に向けたロボットの性能試験方法の研究開発に関する予算も平成二十八年度予算に計上してございまして、この性能試験方法の研究開発につきましてはNEDOが実施をする予定でございます。
さらに、ロボットオリンピックといいますか、ロボット国際競技大会についてのお話もございました。このロボット国際競技大会につきましては、協議内容等を検討する実行委員会を本年一月に立ち上げまして、議論を開始したところでございます。特に、災害対応という観点でこのロボットテストフィールドを活用して競技を実施することについても検討してまいりたい、このように考えているわけでございます。
今申し上げましたような取り組みによりまして、福島県の浜通りに、研究開発から実証試験、実地訓練、性能試験、認証ということで、ロボットの製品化に必要な全ての機能が一カ所に集まることになる、このように考えてございます。
委員から御指摘のございましたディザスターシティーなども参考にいたしまして、来年度までの整備の完了を目指して、国と県が一体となりまして、世界に冠たるロボットテストフィールドを設置し運営してまいりたい、このように考えているところでございます。