赤羽一嘉の発言 (東日本大震災復興特別委員会)
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○赤羽委員 このことはJR東日本という民間企業のことでありますが、しかし、きょうの委員長の現地の視察調査報告の中にも、広野町はJR広野駅の利便性向上と町の復興推進のため、政府に対し広野駅を震災前のように特急列車の停車駅とする旨の要望を行ったという報告もありますから、ぜひJRでどういう検討がなされているのかということをこの委員会に報告していただくように強く求めたいと考えております。
最後の質問に移りたいと思います。
私も、現地対策本部長を一年九カ月間やらせていただいて、ふるさとの避難指示解除をやらせていただきました。現状、南相馬市、川俣町、葛尾村また川内村の居住制限地域で解除のための準備宿泊が実施されている、これは避難指示解除に向けた着実な動きがあることで大変歓迎すべきだと考えておりますが、今実施されている準備宿泊者の数を聞いてみますと、対象の世帯の約一割ぐらいだということであります。
考えると、私は、やはり発災から五年という月日の経過で大変状況が変わっているんだなということを認識せざるを得ない。帰りたいけれども帰れないという人もいるかと思いますけれども、五年の間に避難先で定住する家を買われて定住されている、また新しい学校に通われている、そういった方たちが大半を占めているのではないかということも感じておるわけでございます。
他方、帰還困難区域につきましても、平成二十四年だったと思いますけれども、帰還困難区域というのは五年間を経過しても年間積算線量が二十ミリシーベルトを下回らないおそれのある、年間積算線量が五十ミリシーベルトを超える地域と規定されたわけでありますが、これは当時の規定であって、大臣も双葉町ですとかの帰還困難区域を視察されたこともあると思いますが、現状の線量は相当下がっている地域も少なくないのが現実でございます。
私は、この帰還困難区域も将来的にはふるさとに帰れる地域にするということは十分可能だと思いますし、その検討はしなければいけないと考えております。
昨日も、大熊町の町議会の皆さんが我が党に要望に来られました。幾つも項目がありましたけれども、帰還困難区域内の大野駅及び駅の周辺の整備ですとか、大野駅から今復興拠点としていろいろ進めています大川原地区までのアクセスの整備、また帰還困難区域にあります県立大野病院を二次医療機関として整備してほしいということなど、帰還困難区域の今後について大変心配もされておりますし、何とかしてほしいという強い要望もされております。
帰還困難区域は除染をやらないということでありましたけれども、この除染をどうするのかといったこと、さまざまな課題があると承知しております。大熊町だけではなくて、双葉町ですとか浪江ですとか、帰還困難区域を多く抱える地域の将来像を何とか前向きに進めていくために、ぜひ、地元自治体の意向を酌みながら、帰還困難区域の区域見直し、中心拠点の整備等、ふるさと帰還に向けた具体的な取り組みに着手していただきたいと思いますが、大臣の御見解また決意を聞いて、終わりにしたいと思います。