島尻安伊子の発言 (内閣委員会)
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○島尻国務大臣 第一期の科学技術基本計画が策定されてから二十年を迎えます。これまで、世界最高水準の人材が結集する研究拠点やあるいは大型共同利用設備の整備などを通じまして、世界に冠たる成果を上げてきたと考えております。具体的には青色LEDやiPS細胞など、国民の生活や経済に大きな変化をもたらす科学技術の成果が上がっていると考えております。
まさに今、委員から御披露いただきましたけれども、今世紀に入りまして我が国の自然科学系のノーベル賞の受賞者数が世界第二位である、これは、世界の中で我が国の科学技術が大きな存在感を有しているあかしでもあるというふうに考えております。
こうした実績を生み出してきた反面、もちろんさまざまな課題も存在しております。例えば、研究者等の若手が能力を十分に発揮できる研究が整備されていないのではないか、我が国の科学技術イノベーションの基盤的な力が近年急激に弱まってきているのではないか、あるいは大学改革のおくれなどから産学官の連携がいまだ本格段階に至っていないということなどが課題として挙げられております。
このような課題を踏まえまして、第五期の科学技術基本計画におきましては、若手を初めとする人材力の強化、大学改革と資金改革の一体的な推進、オープンイノベーションの推進とベンチャーの創出を強化していくこと、そして国立研究開発法人の橋渡し機能強化、これらの取り組みを掲げまして、それらを強力に推進していくこととしております。
今後、この第五期基本計画の実行に向けまして、科学技術イノベーション政策の推進に全力を尽くしてまいりたいと考えております。