石田真敏の発言 (文部科学委員会)
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○石田(真)委員 恐らくそういう御答弁だろうなというふうに思うわけですけれども、変わるもの、それから変わらないものというのがあるわけですから、全部を一からやるということではないわけで、いろいろな改善の余地は私はあると思います。そういう議論を少ししたいと思います。
私は、なぜこういうことを申し上げるかといいますと、我々自由民主党の国家戦略本部というところで、これから将来大きく変わるだろうということで、二〇三〇年の日本、一体どうなるのかという勉強会をやってきたんです。
そうしますと、簡単に言いますと、大きな変化が四つ起こる。それは、人口の変化、技術の変化、環境の変化、時間と空間の変化、こういうことが起こってくるだろう。そうすると、それに基づいて、恐らく、社会、経済、今とはがらっと変わるほどの大きな変化が起こるだろうということで、それに対応していろいろやっていかないといけないということがあったわけです。
そして、それに関連して、最近耳目を集めたのは、人工知能が囲碁の世界チャンピオンに勝ったことです。我々、二〇三〇年の日本の勉強会をやっているときには、これは十年ぐらい先だと専門家が言っていたんですよ。それが、ほんの二年、三年の間に、これはもう実現しちゃったんですね。そのくらいやはりスピード感を持って世の中が変わっている。
そして、人工知能がこういう活躍をすると、一体どこまで進化するんでしょう、あるいは、それによって社会がどう変わっていくんだろう、これは国民的不安なので、今、マスコミが連日のようにそういう報道をしているということだと思うんです。やはり教育もこういうものに応えていかないといけない。
特に、野村総研は、今後十年、二十年先に、今ある職業の四九%が人工知能に取ってかわられる、そういう予測を発表している。アメリカの学者も、今のアメリカの小学生が大学を出るころには今存在していない職業につくだろう、こういうことを言っているわけですから、我々、これからどういう教育をそういう子供たちに施していくのかということを、従来の流れの中で考えるのではなくて、本当に今の時点を捉えて考えていかないと、私は、子供たちに責任を負えないというふうに思います。
その技術革新の一つの簡単な例を私は申し上げたいと思うんですけれども、多言語翻訳機です。これは、二〇二〇年に、東京オリンピックのときに、一般的にある程度のレベルまでやろうということで、今、特にNICTで頑張ってやっておられますので、まず総務省から、その進捗状況についてお聞かせをいただきたいと思います。