玉城デニーの発言 (本会議)

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○玉城デニー君 生活の党と山本太郎となかまたちの玉城デニーです。
 私は、会派を代表して、ただいま提案のありました細田博之君外四名提出の自公案、今井雅人君外二名提出の民進案、両案についてそれぞれ質問させていただきます。(拍手)
 冒頭、四月十六日に発生した熊本地震でお亡くなりになられました方々に対しまして心よりお悔やみを申し上げるとともに、御遺族はもとより、被災され、今なお避難を余儀なくされている多くの被災者に対しましてお見舞いを申し上げます。
 政府に対しましては、一日も早く激甚災害に指定いただき、国を挙げてその復旧に努めていただくことを強くお願い申し上げます。
 さて、質問の前に一言申し上げます。
 本来、私ども少数会派はこのような登壇質疑の割り当てがありませんが、四月七日の九党幹部協議において、大島理森衆議院議長から、議運理事、オブザーバー会派以外の会派にも委員会での発言を与える旨の御要請を提案していただきました。
 与野党幹事長・書記局長会談で合意された選挙制度に関する与野党実務者による協議における意見、発言、衆議院議長のもとに設置された衆議院選挙制度に関する調査会での調査における我が党からの意見陳述の機会などなど、この間の選挙制度の取りまとめの経緯におきまして、国民の意思を反映するための重要な制度にかかわること、全ての国民の権利に深くかかわることであることに鑑み、議長を初め議院運営委員会委員長のお取り計らい並びに与野党議運理事を初め実務者委員、各党国対、関係議員諸賢の御理解あって、これらの場面において発言できましたことに、まず深甚なる感謝を申し上げます。
 決して政治は数が全てではない、議会運営の貴重な経験を与えていただきましたことに改めて敬意を表します。
 質問に入ります。
 提案された二つの法案は、一票の格差是正について、どちらも、一、アダムズ方式の採用、二、十年ごとの大規模国調結果に基づく議席配分を行うものとし、その中間年に実施される簡易国調の結果、一票の格差が二倍以上の選挙区が生じたときは、都道府県への議席配分を変更せず、区割り画定で行うものとなっています。
 まず、自公案について提出者に伺います。
 最高裁判決で求められた一票の格差是正、憲法の投票価値の平等の要求において、御提案の〇増六減方式は、一人別枠方式の構造的な問題温存になっていないか伺います。
 議席配分については、平成三十二年大規模国調からアダムズ方式を導入するということ、さらに、平成二十七年簡易国調をもとに、五年間を通じて格差二倍未満となるよう区割りするということとありますが、最高裁の三たびにわたる違憲状態判決の指摘を受け、制度の改正によって解決することが議会に求められる急務であることに立脚するのであれば、なぜ平成二十二年国調による導入をとらないのか、説明をお願いいたします。
 次に、民進案について質問いたします。
 民進案は、平成二十二年大規模国調の結果に基づくアダムズ方式により七増十三減した上で、平成二十七年簡易国調の結果に基づいて区割り画定を行うとしています。それによる地方の議席が削減されることの少なからぬ直接的な影響について、多様な国民の意見を反映するための選挙制度のあり方という観点から説明を求めます。
 さらに、民進案の「その他」二の「見直し」において、全国民を代表する国会議員を選出するための望ましい選挙制度については不断の見直しが行われるものとし、特に人口が急激に減少している地域の民意を適切に反映させることに留意するとともに、さらなる国会議員の定数削減を図るよう努めるとしています。地方の人口減少は今後もほぼ確実と見られており、都市部への人口流入が続いていく将来社会と、これからの定数削減のさらなる必要性についてどのようにお考えか、御説明をいただきます。
 最後に、二十七年最高裁判決は、国民の意思を適正に反映する選挙制度が民主政治の基盤であり、投票価値の平等が憲法上の要請であると述べています。平等な価値のもとでの選挙によって示されるものは、紛れもない国民の多様な意思です。それらの意思をあまねく尊重するための改正であること、平等な民意に選ばれた民主政治を行うことの再認識という経緯でもあるということを肝に銘じなければなりません。
 本年七月予定の参議院選挙から、いよいよ十八歳以上の有権者が選挙へ参加します。私たち議会人の真摯な姿勢と品格が、若い世代への率先垂範となることを強く願いまして、私の質問を終わります。
 イッペーニフェーデービタン。ありがとうございました。(拍手)
    〔岩屋毅君登壇〕

発言情報

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発言者: 玉城デニー

speaker_id: 24233

日付: 2016-04-22

院: 衆議院

会議名: 本会議