葉梨康弘の発言 (本会議)
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○葉梨康弘君 ただいま議題となりました各法律案につきまして、法務委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。
まず、民法の一部を改正する法律案について申し上げます。
本案は、女性に係る再婚禁止期間を前婚の解消または取り消しの日から六カ月と定める民法の規定のうち百日を超える部分は憲法違反であるとの最高裁判所判決があったことに鑑み、再婚禁止期間を百日に改める等の措置を講じようとするものであります。
本案は、去る五月十八日本委員会に付託され、同日岩城法務大臣から提案理由の説明を聴取し、二十日、質疑を行い、質疑を終局したところ、本案に対して、自由民主党、民進党・無所属クラブ、公明党、日本共産党及びおおさか維新の会の共同提案により、本法律の施行後三年を目途として、再婚禁止に係る制度のあり方について検討を加えることを内容とする修正案が提出され、趣旨の説明を聴取しました。
採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案はいずれも全会一致をもって可決され、本案は修正議決すべきものと決しました。
次に、刑事訴訟法等の一部を改正する法律案について申し上げます。
本案は、刑事手続における証拠の収集方法の適正化及び多様化並びに公判審理の充実化を図るため、取り調べの録音、録画制度、証拠収集等への協力及び訴追に関する合意制度等を創設するとともに、犯罪捜査のための通信傍受の対象事件の範囲を拡大する等の措置を講じようとするものであります。
本案は、前国会、本院において修正議決され、参議院において継続審査となっていたところ、去る五月二十日、参議院において可決の上、本院に送付され、同日、本委員会に付託され、提案理由の説明の聴取を省略し、質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、討論、採決の結果、本案は賛成多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
次に、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消に向けた取組の推進に関する法律案について申し上げます。
本案は、本邦外出身者に対する不当な差別的言動の解消が喫緊の課題であることに鑑み、前文において、かかる言動が許されないものであることを宣言した上、その解消に向けた取り組みについて、基本理念を定め、及び国等の責務を明らかにするとともに、基本的施策を定め、これを推進しようとするものであります。
本案は、参議院提出に係るもので、去る五月十八日本委員会に付託され、二十日、参議院議員矢倉克夫君から提案理由の説明を聴取した後、質疑を行い、質疑を終局いたしました。次いで、採決の結果、本案は全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。
なお、本案に対し附帯決議が付されたことを申し添えます。
以上、御報告申し上げます。(拍手)
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