岸田文雄の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(岸田文雄君) 御指摘のように、今回、東南アジア各国を訪問させていただきました。
まず、今回の東南アジア訪問によって、私自身、ASEAN十か国全てを訪問するということになりました。一つの節目であるとも思いましたし、また、私自身、実際の行動を通じてASEAN重視という姿勢を示すことができたと思っています。
そして、今回の訪問の最大の目的は、訪問した国の中で、ミャンマー、ラオス、ベトナム、この三か国においては新政権が発足しました。新しい政権との友好協力関係を再確認する、これが最大の目的であり、その点は大変有意義な訪問であったと思います。
あわせて、訪問した各国、メコン地域に存在するASEAN各国であります。このメコンに関しまして、日メコン連結性イニシアティブという枠組みを提案させていただきました。要は、このメコンの地域に対して日本はインフラ支援を行うわけですが、単にハード面のインフラを行うだけではないと、ソフト面において制度とか人材育成もしっかり支援する、そのことによって生きた連結性の支援につながる、生きたインフラ整備を行う、これが日本の立場である、考え方である、こういった提案をさせていただきました。
既に昨年、三年間で七千五百億のメコン支援を我が国は表明しておりますが、この資金を今申し上げましたような考え方に基づいてしっかりと活用していく、メコン地域に貢献していく、こういった考え方も示させていただき、この点につきましては各国から高く評価していただいたと受け止めています。
是非、こうしたメコン支援と併せて、ASEAN共同体の強化を支援するために、格差是正、あるいはこのASEANの更なる統合、こういったものもこれからしっかり支援していきたいと考えています。