中谷元の発言 (外交防衛委員会)
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○国務大臣(中谷元君) 国会の皆様方も自衛隊に対して御協力や御支援をいただいておりますが、自衛隊は、四月十四日の発災直後から、牛刀主義と申しますが、大きな包丁、大なたでできるだけ早く大量に大胆に部隊を投入するということに心掛けまして、総力を挙げて災害対応に全力を尽くしてまいりました。特に、本震が発生いたしました四月十六日には、西部方面総監を指揮官といたします統合任務部隊、最大人員約二万六千人態勢で、各種車両、航空機、艦艇を最大限運用いたしまして、人命救助、また被災者への生活支援に全力で当たってまいりました。
当初は、倒壊した家屋、インフラの途絶が多くて、大変たくさんの方々が避難生活を余儀なくされていたわけでありますけれども、一刻も早く安心して生活基盤が構築できるように、やれることは全てやるという方針で、関係省庁、自治体と連携いたしまして、必要な物資の輸送協力、給食、給水、入浴、医療支援といった被災自治体また被災者の方々のニーズに応えまして、きめ細かな対応ができるように全力を挙げて被災者の御支援に取り組んでまいりました。
また、初動も滞りなく実施をいたしましたが、米軍また民間の輸送力も活用いたしました物資輸送、部隊増強を円滑に行うことができまして、やはり平素からの関係機関との調整、実動訓練、そういったプランを作り、訓練をするということが重要であるということで、それが生かされてきたと思っております。
また、米軍につきましては、発災直後から米側から申出がございまして、速やかに日米間で調整を進めて、四月十八日から二十三日までの間にタイムリーに米軍による航空輸送支援を得ることができました。自衛隊の災害救援活動を補完をしてくれたことでございますが、これも新ガイドラインに基づきまして昨年十一月に設置をされた同盟調整メカニズム、これが効果的に機能したことによるものであり、また、日頃から米軍との実動訓練、これの成果の現れと考えておりまして、今後も米軍と実動訓練を重ねることによりまして、災害時により効果的かつ迅速な救援活動が実現できるものと考えております。
最後に、電気、水道、ガスといったライフライン、現在、次第に復旧をいたしておりまして、当初に比べますと自衛隊のニーズ、量的には減ってきているわけでございまして、五月九日に統合任務部隊の編成を解除、約一万三千人態勢で、現在、自治体のニーズに機動的に柔軟に対応しているところでございますが、今後とも不測事態が発生した場合には万全の態勢で臨んでまいりたいと考えております。