高瀬寧の発言 (外交防衛委員会)
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○政府参考人(高瀬寧君) お答えいたします。
オリンピック・パラリンピック大会が開催されますリオデジャネイロ州につきましては、税収の落ち込み等により財政収支が悪化しておりまして、治安関連を含む州政府の予算が削減されたと承知しております。他方、四月二十七日には、ブラジルの法務省がオリンピック・パラリンピック大会の安全確保のために、治安当局四万七千人、軍三万八千人の合計八万五千人を動員する予定であり、大会を主催する準備はできているというふうに発表しております。また今月、リオ州の公安当局も、課題はあるがリオ大会のための準備は整っていると述べております。
日本政府といたしましても、日本からの多くの関係者や旅行者が渡航することも念頭に、現地の大使館、総領事館がブラジルの治安当局や関係当局と緊密に連携し、治安面をも含む大会の準備状況について情報収集しているところでございます。
また、邦人の安全情報の提供に関しましては、現在、ブラジル全土に対して危険情報及び感染症危険情報のレベル一、十分注意してくださいというのを発出しておりまして、一般治安の悪化やジカウイルス感染症に関する注意喚起を行っております。また、スポット情報というのも出しておりまして、最近のブラジル内政状況に伴うデモ等に関しても注意喚起を行っているところでございます。
さらに、大会に向けまして、安全対策のリーフレットでございます安全の手引などを作成して関係団体や旅行会社等に配付しております。また、在リオデジャネイロ総領事館におきましては、特設のホームページを設置いたしまして、現地の防犯対策等、具体的な注意事項について積極的に情報発信を行っております。
いずれにしましても、日本から多くの関係者や旅行者が渡航することも念頭に置きまして、現地の警備体制ですとか、デモ等治安、社会情勢にも注目しつつ、大会の準備状況について引き続き情報収集するとともに、邦人の安全に資する情報提供に努めてまいりたいと思っております。