林幹雄の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(林幹雄君) 京都議定書の第一約束期間におきまして、我が国は排出量を基準年度比で六%削減するという目標に対しまして八・七%に相当する削減を行うことができました。
小林議員御指摘のとおり、このうち海外クレジット取得による排出削減は六・二%と、削減量の半分以上を占めております。海外クレジットの取得につきましては、国内での省エネ対策、再エネ導入等だけでは京都議定書の目標達成が困難であったことから、京都議定書の目標達成計画において、当初から政府は海外クレジットを取得することとしておりました。政府が調達した一・六%分の海外クレジットは、こうした計画に基づくものでございます。
また、民間が達成した四・六%分の海外クレジットにつきましては、自主行動計画において掲げたCO2の排出削減目標を達成するため電力会社を中心に達成したものと、このように認識をしております。こうした民間による海外クレジットの調達があって初めて六%の目標が達成できたものというふうに考えております。
いずれにしても、海外クレジット取得につきましては、我が国の目標達成に寄与しただけではありませんで、途上国においても工場の省エネあるいはバイオマス利用など排出削減プロジェクトが促進されたことから、世界全体の地球温暖化対策としての意義もあったというふうに考えているところでございます。