中垣英明の発言 (厚生労働委員会)
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○政府参考人(中垣英明君) 化血研の事案でございますが、厚生労働省といたしましては、今委員御指摘のとおり、二〇一四年十二月十九日に医薬品の承認書と製造実態が異なる箇所があったという旨の報告を受けたことでございますけれども、これは軽微な誤記等に限って報告がなされたものでありまして、ヘパリンの添加など、品質とか安全性に影響を与えることが懸念される事項については意図的に隠蔽されておったところでございます。
その後、二〇一五年五月に化血研からの内部告発の投書があったことを受けまして、同月の二十八、二十九日に立入調査を実施した際に二重帳簿等の組織的な隠蔽を行っていたことを初めて把握したところでございます。また、紫外線照射などの悪質な隠蔽を周到に実施していた事実は、同年十二月の化血研の第三者委員会報告書により明らかになったところでございます。
厚生労働省といたしましては、化血研の報告でありますとか寄せられた情報を基にできる限りの対応を取ってきたところでございますけれども、結果といたしまして、化血研の組織的隠蔽によりまして不正が見抜けなかったことについては真摯に反省したいと思っております。
今後は、農水省とも情報共有も図りながら一連の問題について対処していくとともに、今回の不正を見抜けなかったことを踏まえ、製薬企業に対する査察方法を抜本的に見直して、抜き打ちの査察を取り入れることなどによって指導監督に万全を期してまいりたいと思っておるところでございます。