三宅伸吾の発言 (国際経済・外交に関する調査会)
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○三宅伸吾君 ちょっと中国の問題につきまして阿部参考人にお聞きしたいと思います。
中国の問題と申しますか、国際法の専門家として、軍事化という言葉があるかと思います。
例えば、昨年の九月の二十五日でございます、米中首脳会談がございまして、そのときに習主席は、南沙諸島で中国が行っている関連の建設行動は、特定の国を対象にしたり影響を与えるものではなく、中国は軍事化を追求する意図はないと、このようにおっしゃいました。そしてまた、オバマ大統領もこのようにおっしゃいました。習主席に対し、係争地域の土地埋立建設及び軍事化をめぐる重大な懸念を伝えたと。
軍事化という、これ日本語に訳して軍事化という同じ言葉を使っているわけでございますけれども、軍事化と言った場合にとても曖昧だと思います。
現に、本年の一月の上旬でございますか、中国の民間航空機が、南沙の人工島に民間飛行機が飛んでいった、着陸をしたというわけでございます。民間飛行機が行ったわけでございますけれども、民間飛行機が降りられるということは、軍用機も降りようと思ったら降りられる。そのうち、軍用機と民間飛行機の離発着の比重が徐々に増えていくということもあるのかもしれません。
こういうところで、中国は軍事化をしないと言っておるわけでございますけれども、どうもこの軍事化の意味がよく分からない。それから、オバマ大統領が懸念を伝えたという、習主席に軍事化をめぐる重大な懸念を伝えたといったわけでございますけれども、この軍事化という言葉を厳密に定義をしておきませんと、なかなか将来に禍根を残すんではないかと私は思うわけでございます。
国際法上、どのような意味でこの軍事化という言葉が使われるのか、もし関連する近い言葉等があれば御教示をいただけないかという質問でございます。