阿部信泰の発言 (国際経済・外交に関する調査会)

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○参考人(阿部信泰君) 国連の役割、実際には国連の事務総長が動く場合があるわけですけれども、実際、たしか去年のある時点で潘基文事務総長が北朝鮮に行くんだという話が大分流れたことがありますね。何らかの形で潘基文事務総長が仲介の役割を考えたのかもしれませんが、実際上は、しかしながら事務総長というのは拒否権を持っている常任理事国の意向に真っ向逆らってはなかなか動けないですね。それは、潘基文さんは今もう二期目で再選は目指さないと言っていますので心配ありませんけれども、ほかの場合は大体再選してほしい、そうすると安保理で認めてもらわなきゃいけない。五常任理事国が賛成してくれない、完全に敵に回しちゃったら自分のもう再任はないということですからね。そういう意味において、なかなか潘基文さんが自分の完全なイニシアチブで北に行くというのは難しいかと思いますね。
 結局、やっぱり北の核は、北朝鮮自身がやめようと思わないか、あるいは中国が本当に真剣にやめろと言ってやるかしない限り、すぐ止まる見通しはないんじゃないでしょうかね。ある程度もうどんどんどんどんやって、しかしこれは何の役にも立たないということが分かったときにやめるかもしれませんけど、残念ながらそういう状況かと思います。

発言情報

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発言者: 阿部信泰

speaker_id: 29467

日付: 2016-02-17

院: 参議院

会議名: 国際経済・外交に関する調査会