舞立昇治の発言 (国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会)

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○舞立昇治君 ありがとうございます。
 自民党の舞立昇治と申します。本日は、三人の先生方、お忙しいところありがとうございます。
 「国民の信頼を構築するための財政再建の在り方」というテーマでございましたが、何となくちょっと私には、先週の社会保障の方がぴんときて、今日は余りぴんとこなかった部分がちょっとあっていろいろとあれなんですけれども。
 小黒先生が主に言われたことは、社会保障の年金とかの抜本的な見直し案とか今まで書かれている著作物とか、私、そういう部分を重点的にお話ししていただきたかったかなと思うんですけれども、むしろ独立推計機関の方が重要だみたいな今日お話ししていましたですけど。
 私、実際、市の財政部長、そして県の財政部長、計四年間、財政の責任者として財政計画、推計作っていた身としては、こういった推計というのは労多く益少なしということの思いが非常に強うございまして、本当に規模が、団体が大きくなればなるほど推計の項目というのは非常に多くなって、しかしながら、結局、推計したところで、二年目、三年目、四年目、五年目、時間がたてばたつほど全く乖離がでかくなると。結局何なんだというので、最初は注目を集めますけど、本当、数年なり後々たっていくと、議会でも余り問題指摘されなくなったみたいな、余り重要というか、本当かみたいな感じになっちゃったという部分では、私はちょっと疑問符があるところでございます。
 そして、河村先生は、主に日銀の今の金融政策、ちょっと大丈夫かという話と、財政再建に当たってはむしろ新規国債発行額をまず決め打ちでいろいろと考えたらどうかといったような話でしたけれども。
 まず一点目、河村先生には、ちょっとその財政再建の手法として今日いろいろと書かれていたんですけれども、歳入の増の部分、歳入改革、増税なり税外収入の増とか、歳入面での改革、財政再建の在り方というのはどのように考えているのかというのをちょっと最初にお聞きしたいというので、それはちょっと取っておいて。
 ちょっと時間の関係で、もう二問目は小黒先生と佐藤先生にということで、今からなんですけれども。
 やっぱり今求められているというのは、増税とか歳出改革、いろいろと大胆なことを言われておりますですけれども、今、結局、足下を見ますと、日本、これまでずっと歳出改革続けてきて、要は社会保障以外の歳出、もう教育も中小企業対策も公共事業も農林水産も全てひっくるめた社会保障以外の歳出のGDPに占める割合というのが先進国中もう既に最低ということで、既に小さな政府だと。それで、やっぱり社会保障の急増に必要な財源措置が手当てできずに歳出カットの連鎖に陥っちゃったというのが今のデフレの私は原因だと思っていまして、やっぱりこれから当然他国並みに消費税を上げるときに、個人所得課税だとか法人課税だとか下げちゃった、そのままそれで消費税上げちゃったという部分で、他国は個人所得課税や法人所得課税の水準を余り変えずに消費税の導入に成功しているから今そこまで厳しくなっていないとかいろんな話がある中で、これからやっぱり社会保障以外の歳出の削減余地というのは私は余り大きくないと思っていまして、やはり論点は社会保障、主なものになるんだろうと。
 社会保障につきましては先週いろいろと有識者からお話聞いたんですけれども、やっぱり今の、現状の社会保障に対する不平不満というのは非常に根強いものがあって、幼児の段階であればしっかりと教育の無償化するですとか、はたまた大学にはしっかりと奨学金、返還免除付きのものとか手厚くセットするとか、はたまた失業者にはしっかりとキャリアアップのための機会なり保障を、十分な立ち直るための期間を用意するですとか、はたまた高齢者になったらしっかりと社会保障が手当てされる、年金、医療、介護が手当てされる。
 そういった安心感の制度設計をした上で、今やっぱり税負担水準が非常に低い、課税ベースも非常に狭いと、そういった中で、消費税と、はたまた所得税の例えば配偶者控除とか基礎控除だとか、そして、はたまた金融所得、利子所得ですとか配当・譲渡所得ですとかその辺のもの、そして法人につきましても課税ベースを拡大していく。そういったことを緩やかにやっていきながら、様子を見ながら、経済成長第一に、デフレからの脱却第一に進めていけばいいかと思っているところでして、その大体余力期間としては五年、十年ぐらい私は十分あると思っていまして、そこの足らず前をしっかりと、今、小黒先生が、社会保障で負担している時期と給付が得られる時期が非常に乖離があるというところをやっぱり社会保障の生涯会計みたいな企業会計にするとか、私は、公共事業の関係も、必要なインフラ整備には資産と負債両建てで見える化するべきだと思うんですけれども、そういったような改革を進めていくのが妥当な財政再建策じゃないかなと思うんですけれども、お二人の先生にちょっと御見解をいただければなと思います。

発言情報

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発言者: 舞立昇治

speaker_id: 28181

日付: 2016-02-17

院: 参議院

会議名: 国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会