馬場成志の発言 (災害対策特別委員会)

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○馬場成志君 よろしくお願いします。
 県、市町村の業務も、本当に日常業務もままならないというか、もうストップしておるような状況であります。国からの支援というものに本当に頼らせていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願い申し上げます。
 次に、道路局長にお尋ねをいたします。
 今回の地震は、道路、河川、砂防施設、港湾施設、海岸、下水道等、公共土木施設に極めて甚大かつ広範な被害を与えております。被災地は、これから梅雨、台風による大雨、強風による災害も想定した対応が必要であり、被災した公共土木施設の一日も早い復旧は至上命題であります。
 特に、阿蘇市、立野地区では大規模な山腹崩壊が多数発生し、その中でも最大の山腹崩壊による影響範囲は、幅二百五十メートル、長さで千メートルを超える想像を絶する規模のものであり、現時点でも全容は明らかになっていない状況であります。今、水保全局長からもお答えいただきましたように、これから御支援をいただくわけでありますが、これにより、熊本と大分を結ぶ九州の横軸であります国道五十七号、JR豊肥線、南阿蘇に向かう国道三百二十五号の阿蘇大橋が完全にのみ込まれております。
 阿蘇大橋は、一九七〇年に建設され、長さが二百メートルを超える大きなものであり、建設当初は赤色に塗られていたことから、地元では赤橋と呼ばれ親しまれていました。この橋が崩落したことは、熊本城の被害とともに多くの県民に今回の震災の被害のすさまじさを深く胸に刻むものとなりました。
 現場では現在最後の行方不明者の、これは、先ほど申し上げましたように、大変な苦渋の判断をされて一時停止をしておるわけでありますが、余震も続く中にずうっと、広島県警だとかいろんなところから来ていただいた皆さん方に捜索をしていただいておりました。また、交通の復旧についてはめどさえ立っておりません。
 こうした崩壊斜面の安定と地域の基幹道路である国道五十七号、阿蘇大橋を含む国道三百二十五号の早期復旧は、地域の生活再建は言うに及ばず、観光地阿蘇の復活、ひいては熊本県全体の復旧復興のまさに要となるものであります。地元も国による早急の復旧を望んでおります。
 国交大臣からもう既に前向きの姿勢を示していただいておるというふうに捉えておりますが、是非国の直轄事業により早期復旧を成し遂げていただきたいと思うが、お答えをいただきたいと思います。
 また、関連いたしまして主要地方道熊本高森線についてもお尋ねをしたいと存じます。
 熊本高森線については、今回大きな被害が生じた南阿蘇村、西原村を始めとする阿蘇地域の南部と熊本市や阿蘇くまもと空港を結ぶアクセス道路であり、阿蘇の観光にとっても大きな役割を果たしております。今回の地震により、西原村を中心に俵山トンネルの崩落や谷を越える長大橋の損壊、路面やのり面のずれ、崩壊などで路線が寸断されており、復旧にはかなりの時間が必要と思われます。
 熊本高森線と国道五十七号は、熊本市と阿蘇地域の人、物の流れを確保する上で、仮にその一方の交通が途絶えた場合もう一方が補完する機能、いわゆるリダンダンシーとしての機能を備えておりますが、今回の地震により、その両方が止まっております。阿蘇の交通インフラの復旧を考える上では、国道五十七号の早期復旧のみならず、この高森線の早期復旧も極めて重要であります。
 是非、俵山トンネルの国の直轄代行による早急な復旧が必要と考えておりますので、よろしくお願い申し上げたいと思います。

発言情報

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発言者: 馬場成志

speaker_id: 25222

日付: 2016-05-02

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会