馬場成志の発言 (災害対策特別委員会)

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○馬場成志君 ありがとうございました。
 今ずっと質問をさせていただいた全てのことが、本当に全てやっぱり実行するためには予算が必要だということで、本当にそのことを考えるだけで、何かやっていかなきゃいかぬという、気持ちが奮い立つかどうかという部分では本当に今きつい思いをしておりますので、よろしくお願いを申し上げたいというふうに思います。
 また、この後の質問は要望に代えさせていただきますけれども、今回の地震では、地場産業、誘致企業、中小零細を問わず県内企業の多くが建物、設備の被害を受け、操業停止に追い込まれており、被災地域の経済に甚大な影響を及ぼすとともに、トヨタ自動車の一部生産停止など、全世界的なサプライチェーンにも大きな影響を与えております。また、熊本県の観光を牽引してきた阿蘇や熊本城が甚大な被害を受けるとともに、全県的にも多くの宿泊施設、観光施設でも震災後キャンセルが発生するなど、地震による直接的な被害だけでなく、その後の二次的被害も加わり、観光産業全体に深刻なダメージも与えております。
 県では、こうした状況を受け、被災された中小企業等に向けた融資枠の二百億円追加や信用保証料の全額補助などの緊急支援策を予算専決により打ち出しており、今後も必要に応じて随時追加支援を行うとしておりますが、決して十分でないことはよく御理解をいただけるというふうに思いますので、その御支援もいただきたいというふうに思います。
 また、避難所につきましては、先ほども申し上げましたけれども、これから暑くなる、あるいは長くなるというようなことの中で、体調が本当に悪くなっていくというようなこと、ノロウイルスも先日出ました。そういった環境の一つ一つを考える中では、避難所の環境を良くしていかなきゃいかぬということと、それと、これから帰る家というものをしっかりと造ってやらなければできないということ、そのことを是非とも、また河野大臣を始め政府の皆様方にはお願いを申し上げたいというふうに思います。
 現場の持ち場では、それぞれに自身も被災に遭いながら懸命な努力をいたしております。今日は農業の質問はしませんでしたけれども、私は、農林水産委員会に所属しておりますので改めてそこで質問させていただきたいと思いますが、熊本の新聞では、本日、被害が千億を超えたというような報道があっております。
 また、そういった中でも大変有り難いことはたくさんあります。自衛隊、警察、消防を始め全国の自治体や民間のあらゆる業界から人的支援、物的支援をいただいております。県民の皆さんの態度にもそれは表れているというふうに思います。
 私が南阿蘇村に行ったときに、本当に、支援の自衛隊の車や警察の車に通りすがりの人が、村民の皆さん方が、歩いているのに立ち止まって一人一人おじぎをして感謝の気持ちを伝えておられました。そういったことの中で、本当に御支援をいただいておりますことに心から感謝を申し上げます。
 また、二回目の、言うなら本震のときに家におりましたけれども、外に飛び出ましたところが、近所の学生というか若い人たちが発災直後に、大丈夫ですか、誰もいませんか、避難してくださいと大声で駆け回っておりました。これは近くの専門学校の救急救命士の卵だったというふうに思いますけれども、この専門学校も今被災して大きな被害を受けておりますが、こういったことが今度の震災の中で二千人もの人たちを瓦れきの中から救って、あるいは危険な状態から救っていただいたというような原動力にもなっておるというふうに思います。
 看護師の皆さん方、あるいは県外の病院にも受け入れていただいたり出かけてきてケアをしていただいたりしております。多くのボランティアの皆様方にも駆け付けていただいて、車の中からテントに移ることができた方々もいらっしゃいます。
 これから、インフラが整っていく中で日常を取り戻す闘いというふうになってまいりますが、いずれにしろ、長い時間が掛かるのは間違いありません。ですから、息の長い御支援をいただけるよう願うばかりでありますが、そして、政府には更に更に力強い御支援をいただけますようによろしくお願い申し上げて、私の質問とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 馬場成志

speaker_id: 25222

日付: 2016-05-02

院: 参議院

会議名: 災害対策特別委員会