石田昌宏の発言 (財政金融委員会)

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○石田昌宏君 丁寧な答弁ありがとうございます。
 確かに、歴史を振り返ってみるとむしろおっしゃるとおりで、日本でやってきた政策がアメリカに持っていかれたとすると、今の状況もデフレの解消は日本が一番最初に取り組んだ政策ですから、むしろ今後世界に持っていくような考えも必要かなと今聞きながら思っておりましたけれども。
 当時、確かに需要の創出をしなければならないというのは当たり前ではあるのかもしれませんが、一つ引用したいんですけれども、その頃、大恐慌時代のアメリカのその時代にFRBの議長をしていたエクルズさんの発言があるのでちょっと紹介したいんですけれども。大量生産には必然的には大量消費が伴わなくてはならないように、大量消費には人々が生産財やサービスにふさわしい購買力を持つことができるようなしかるべき富の分配が期待されている。ところが、このような分配が行われずに、一九二九年から三〇年頃までに巨大な吸引ポンプが作動して、生成された富の多くが一握りの富裕層の手へと吸い上げられてしまった。その結果、資本家の手元に資本が蓄積される一方、大衆消費者の購買力は減衰し、結局、資本家たちは自らの生産物への有効需要を自ら打ち消すことになったと言っています。
 つまり、さっき財政出動の話もちょっとありましたけれども、根本治療というのはそこにあるわけではなくて、大衆消費者の購買力を上げる政策が大事であって、言ってみたらピラミッドの底上げをするみたいに、経済全体の果実が国民全体にどう行き渡るかといった制度づくり、それはもちろん予算、財政であったりとか税制であったりするんですけれども、が必要だと思いますけれども、これにつきまして大臣の御所見をお伺いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 石田昌宏

speaker_id: 31166

日付: 2016-04-26

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会