井上哲士の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)

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○井上哲士君 日本共産党の井上哲士です。
 法案は、アダムズ方式に基づき自動的に定数配分と区割りを行う仕組みを盛り込んでおります。結局は、現行制度の根本問題には手を着けずに、小選挙区制を温存をすることになります。小選挙区の下で、現行でも少なくない有権者が行政区の単位や地域社会を分断をする、そういう線引きが押し付けられておりまして、今後も選挙のたびに不自然な選挙区変更を押し付けられることになります。
 法案は、その上で定数削減を盛り込みました。調査会の答申は、現行の衆議院の定数は、国際比較や過去の経緯からすると多いとは言えず、これを削減する積極的な理由や理論的根拠は見出し難いとまで述べました。その上で、衆議院の質疑では細田発議者も、四十万人に一人の小選挙区、それに伴う比例区の人数は、民主主義の根本的課題として問うていかなければ、議員が少ないほど民主主義が適当であるかどうかは分からない、できるだけ多くの国会議員が選ばれて、できるだけ多くの政党が当選して、そして多彩な議論が行われる方がいい面もあるとも答弁をされております。
 にもかかわらず、なぜ定数削減なのか、これは私は論理矛盾だと思いますけれども、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 井上哲士

speaker_id: 20704

日付: 2016-05-18

院: 参議院

会議名: 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会