井上哲士の発言 (政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会)
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○井上哲士君 いや、調査会は、積極的な理由や理論的根拠は見出し難いというふうに言っているんですよ。その上で、考えるならばこういうことを示せ、考えろと言っているわけでありまして、今の御答弁からは調査会が示したような要素について考慮された痕跡がないということだと思うんですね。本当に私は、今回、これ根拠がないと思うんですね。細田提案者も、今回の削減で日本の人口が半分だった九十年前の水準に議員数が減ってしまうということも言われておりますし、様々、先ほどもありましたように、IT問題を始め新たな政治の課題もあります。スピードも求められております。
それから、この間、国会では、国会の機能強化として議員立法の取組が進んできました。そして、小選挙区が導入された前の、その後十九年たっていますから、その前後を比べますと、例えば導入前の議員立法は通常国会で平均三十九本ですが、今六十六本に増えているんですね。こういう努力を立法機能としてやるということをいろいろやってきました。こういう議員立法などというのは非常に手間が掛かりますから、一定の議員の数が要るわけでありますが、これなども私は低下をしていくことになると思うんですね。
改めて、最後、細田提案者に聞きますが、今回のやはり定数減は、こういう機能強化とか行政府の緊張関係の維持、各委員会の機能の充実に、これから考えようというお話でありましたけど、今やはり考えていくべきでありまして、やはりこういう方向に反しているんじゃないかと思いますが、いかがでしょうか。