田村智子の発言 (文教科学委員会)
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○田村智子君 これ、この事件としてしっかりとした検証と同時に、この事件に対して尾木直樹さんがコメントも寄せているんですけど、その中で、昨年十二月から一月にかけて、進路を悩んで中学三年生が四、五人が自殺をしているという指摘もされているんですよ。
これ、進路指導が中学生を追い詰めている、本来、進路指導というのはその子の希望を開くものでなければならないのに、追い詰めちゃっている。これ、非常に重大な問題だというふうに思うんですね。過ちを許さないような、そういう、もし一年生のときからの評価が絶対だとなれば、入学時のときからそういう説明がされるでしょう、推薦が欲しかったら過ちを犯しちゃいけないんだよと。そうすると、中学三年間というのは物すごい重圧の中で子供たちは暮らすことになってしまうと思うんですよ。
やはり日本の教育というのは、国連子どもの権利委員会からも、高度に競争的だと、その結果、子供の発達のゆがみが生じている、自殺や不登校の原因にもなっていると、こういう指摘が何度もされているわけです。
やはり文科省として教訓を酌み取るというならば、やはりこの事件の検証にとどまらず、その進路指導、中学というのはどういうことになっているのか、このことについて深い検討を是非求めたいと思います。
では、通告している質問に移ります。
教員の多忙化についてです。
今年も二月二十九日、東京地裁が、西東京市の小学校の新任女性教員の自殺、これは公務災害であるとして、公務外認定を取り消しました。クラスのトラブルへの対応、週七時間の初任者研修、毎日二、三時間もの残業、それでも間に合わずに持ち帰り残業と。これらを、全体として業務によって強い精神的、肉体的負荷があったと、こういう判断をしたものです。
教員の多忙化の解消、これ政府も掲げています。これ、喫緊の課題であり、具体的な改善策を進めるべきだと思いますが、いかがですか。