斎藤嘉隆の発言 (文教科学委員会)

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○斎藤嘉隆君 まあ、ランキングに入ることがどうなのかという議論は当然あるというふうに思いますけれども、ただ現実に考えると、百のランキングに十校入れるというのは、私は現状かなり困難だと思います。その理由はもう明らかです。二〇一二年の高等教育への公財政支出、もうこれを見れば、GDP比で〇・五%です。OECD最低ですよ、最低、突出して最低レベルだというふうに思います。アメリカの三分の一です。
 こういう状況はその状況でおいておいて、金は出さないけれどもランクは是非十校という、こういう話になっていますから、私は、やっぱりこれは両方の視点からしっかりやっていかないと、ただ大学を追い立てるだけと、こういうことになりかねないんではないかなというように思っています。是非、今日のこの議論では深く、深入りするつもりはないんですけれども、高等教育への社会的資本の投資という部分を是非我々全体で考えていかなきゃいけないなというふうに思います。
 それから、先ほど那谷屋委員からもありましたけれども、今回の法案と地方創生との関わり、これも私、非常に気になるんです。地方で活躍する人材の育成、地方で特色のある産業の育成、この視点で様々な議論が文科省内でも進んできた上でのこの法案だというふうに思います。一部の大学に資源を集中をすることで他の大学への支援が仮に薄くなるということになるとすると、東京や一部の都市部の大学が生き残り、地方の大学が消えていく、こういう未来が想像が容易にできるわけであります。
 これを目指すのか、あるいは、これは仕方ないこととして、十八歳年齢が年々減少していくことが確実な状況ですから、一定は避けられないというふうに考え、だからそういう方向を促進をする法律なのか、あるいはそういう動きにあらがっているのか。大学と地方創生、地方における大学の役割、このことについて見解をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 斎藤嘉隆

speaker_id: 25748

日付: 2016-04-19

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会