石井啓一の発言 (本会議)
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○国務大臣(石井啓一君) 観光立国の推進についてお尋ねがございました。
我が国を訪れる外国人旅行者の数は、この三年間で一千万人以上増えまして、昨年は一千九百七十四万人となり、二千万人の目標達成が視野に入ってまいりました。また、外国人旅行者の消費額は、この三年間で二兆円以上増え、昨年は三兆四千七百七十一億円となりました。
一方で、訪日外国人旅行者の急激な増加により、宿泊施設の不足、貸切りバスの路上混雑、CIQ体制の充実、無料公衆無線LAN環境の整備といった課題も見えてまいりました。このため、次の時代の新たな目標の設定とそのために必要な対応について検討を行うべく、昨年十一月に、安倍総理を議長とする明日の日本を支える観光ビジョン構想会議を創設をいたしました。
今後は、外国人旅行者の訪日旅行の満足度を更に高め、リピーターの旅行者を増やすとともに、地方部を含め長期に滞在していただけるよう、世界に誇る魅力あふれる国、社会づくりを推進することが重要であると考えております。このため、観光サービスを質、量共に抜本的に改善していくための改革に総力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。
国土交通省といたしましては、こうした問題意識の下、観光ビジョン構想会議において、短期、中長期に分けて我が国の課題と対応について関係省庁及び有識者の方々と議論を進め、年度内をめどにビジョンを取りまとめてまいります。そして、そのビジョンに基づき、それぞれの課題に的確に対応してまいります。
また、観光立国を目指す上で、旅行者の方々の安全の確保は大前提であります。先日の軽井沢スキーバス事故のような悲惨な事故が二度と起こらないよう、原因究明、再発防止の徹底に全力で取り組んでまいります。(拍手)
〔国務大臣岩城光英君登壇、拍手〕