輿石東の発言 (本会議)

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輿石東君 副議長を退任するに当たり、一言御礼の御挨拶を申し上げます。
 ただいまは、山崎議長より御厚情あふれるお言葉をいただきまして、深く感謝いたします。
 二〇一三年八月に、参議院副議長の大任を仰せ付かりましてから今日に至るまでの三年間、山崎議長の心温まる御指導を始め、皆様方の温かい御支援を賜りまして、この重責を果たすことができました。ここに改めて御礼申し上げます。
 私が副議長の任に就きましたときには、いわゆる衆参のねじれが解消され、政権与党が両院において多数を占める状況を再び迎えておりました。我が国の安全保障に関わる数々の重要法案が審議されていく中で、二院制の下、熟慮の府、良識の府として参議院はいかにあるべきか、自らに問うこともしばしばでありました。
 さて、私は今期をもちまして引退いたします。一九九〇年に働く仲間の代表として衆議院総選挙に初当選以来、衆議院を二期、参議院を三期務め、国政に携わること二十五年を迎えます。
 この間、人づくりなくして国づくりなしの信条から、文教政策には強い思い入れを持って取り組んでまいりました。また、参議院野党第一党の国対委員長時代には、ぶれない、逃げない、うそつかないの政治信条を胸に、参議院らしい審議実現のため、時に与野党の垣根を越えて国会運営に腐心した日々が懐かしく思い返されます。さらには、参議院改革協議会の一員として、決算審議の充実や、ODA調査の導入について議論を重ね、今日に至る道筋を付けられましたことに深い感慨を覚えます。
 かつて参議院は、衆議院のカーボンコピーとやゆされる一方で、ねじれ国会の下では一転して強過ぎる参議院などと評されることもございました。しかしながら、いつの時代においても参議院が果たすべき使命と役割に何ら変わりはありません。混迷するこの世界の中で、参議院議員が与野党の別なく、顔合わせ、心合わせ、力を合わせて、引き続き国民の負託に十二分に応えていかれますよう衷心より祈念申し上げまして、私の御挨拶といたします。
 ありがとうございました。
   〔拍手〕

発言情報

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発言者: 輿石東

speaker_id: 22914

日付: 2016-06-01

院: 参議院

会議名: 本会議