小池晃の発言 (予算委員会)
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○小池晃君 結局、介護保険の原点とか言いながら、財務省と同じことを言っているじゃないですか。持続性だということで言っているじゃないですか。結局切り捨てるということになるじゃないですか。
私、保険制度の大原則の一つは、所得に応じた保険料と同時に、やはり保険料を払えば給付についてはこれは平等に受けることができるということが原則だと思うんです。
医療保険というのは、大概の人が病気になりますから必ず使うことになる。しかし、介護保険というのは、要介護状態にならずにかなり長期間過ごす方はいらっしゃるわけですよ。だから、言葉がいいかどうか分からないけれども、かなり掛け捨てになっちゃう人も多いわけですよ。しかし、でも、なぜあれだけ高い保険料を払うかといえば、やっぱり要介護状態になったときに介護保険サービスが受けられるという期待があるからこそ私は保険料を払うんだと思うんですね。
ところが、今やろうとしていることは、高い保険料を払っても、結局、要介護一、二という大半のところでもうサービスから除外されるようなことを検討を始めているわけですよ。間違いないです、これは。検討しているわけです。
厚生労働省で介護保険制度の創設に携わり、初代老健局長を務めた堤修三さんは、この間の厚生労働省の給付抑制を厳しく批判をして、業界紙でこう言っています。給付は保険料を支払った被保険者との約束で、国がそれをほごにしてしまっては保険料を納める意欲は減退する一方だ、言い過ぎかもしれないが、団塊以降の世代にとって介護保険は国家的詐欺となりつつあるように思えてならない。
私、決して言い過ぎじゃないと思いますよ。総理、四十年間介護保険料を払い続けたのに、要介護状態になっても必要なサービスが一番多い部分で受けられないような制度にしてしまって、介護保険制度に対する信頼が保たれるとお考えですか。