山下雄平の発言 (予算委員会)
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○山下雄平君 自由民主党の山下雄平です。この予算委員会で質問の機会をいただき、ありがとうございます。
今日は、JR東海で高齢の認知症の方が死亡事故に巻き込まれて、その損害を誰が払うのかということに関して出された最高裁の判決についてまずお伺いし、その後に経済財政について麻生大臣にお伺いしたいと思っております。
先週ですけれども、最高裁の判決が出されました。この事故というのは、JR東海に高齢の認知症の方が事故に巻き込まれ亡くなられ、その損害について、JR東海が家族、奥様と息子さんに損害賠償請求をされて、下級審では家族に損害を払いなさいというような判決が出ました。先週の最高裁では、その賠償請求については認められないという決定が出されました。
このことについては、もし賠償請求が認められた場合は、今後、介護をどうやっていけばいいのかということで、多くの皆さんが不安に思っていらっしゃいました。この判決については非常に歓迎するムードが強うございます。ただ一方で、問題もたくさん残されていると私は思っております。
最高裁は、賠償請求がある監督義務者に当たるかどうかについて、六つの要素を示されました。ただ、それを見ても、自分が監督義務者に当たるのか、また監督義務者に準じる立場に当たるのかどうかというのは判然としません。在宅で認知症の家族を見ていらっしゃる方にとっては、非常に不安に感じていらっしゃる方も少なくないと私は思っております。
介護における監督義務者の線引き、要件について、政府として分かりやすく具体的な指針又はガイドラインなどを示すべきではないでしょうか、お聞かせください。