麻生太郎の発言 (予算委員会)
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○国務大臣(麻生太郎君) 今、山下先生御指摘のあったように、いわゆる借金の額というのは、それに伴います金利の額も一定しておりますので、デフレになりますと金の価値というものが上がって物の価値が下がっていくわけですから、当然のことと、その借金の負担というのは重いものになってくるというのはもうデフレの時代、この二十数年間経験済みのところですが。
インフレによって、高いインフレと言った方が分かりやすいと思いますが、高いインフレによって初期、最初の段階では債務が実質的に減少するということはあるかもしれませんけれども、いずれにしても、新規に発行する国債の金利というものが、インフレ率と同程度か上かどうかは別にして、それ以上に上昇することなどもありますので、必ずしも債務残高が実質的に減少するということは言えないんだと思っております。
したがって、更に高いインフレによって財政の信認というものがこれは失われるというか、いわゆる損なわれるということになりますと、金利が急激かつ大幅に上昇するということになれば、これは国民生活にも非常に大きな影響を与えるということになろうかと存じます。
したがって、今御指摘のあったとおりに、基本的には、今我々やっておりますように、経済の再生、経済成長を進めながら、歳出歳入両面で経済というか財政の健全化というのを着実に進めていくということで、今私どもとしては、目安を立てて、きちんとしたいわゆる改革工程表に基づいて今いろいろやらせていただいておる最中なんですが、こういったものをきちんと、二〇一八年、二〇二〇年度と一応年次も目標を定めてやっておりますけれども、こういったものに向けて頑張ってまいりたいと思っております。
少なくとも、この二〇一五年度までにプライマリーバランスを半分にします、赤字半分にしますという目標を立てて出したときには、これで成功すると思った方は日本経済新聞を含めて一つもありませんでしたから、それが実際にこれが着実にできたわけですから、確実にこの三年間その成功はしているということなので、それをかなり確実なものにしていかねばならぬと。厳しいとは思いますけれども、これをきちんとやっていく、それが今、安倍内閣の姿勢であります。