櫻井充の発言 (予算委員会)
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○櫻井充君 おっしゃるとおりなんです。ただ、あのときは一番大事なのは何かというと、気に働きかけるんだということを、これは黒田総裁も相当強くおっしゃっていました。今日は来ていただけないということだったので、また今週どこかの場面で黒田総裁とは議論させていただきたいと思いますが。
日本銀行の意識調査がございまして、ちょっと上下逆になっているんですが、下の段を見ていただきたいと思います。二〇一五年の十二月、一番下の段ですけれど、物価はどうですかと、来年上がると思いますかということに対しては、かなり上がるという人が一一%、少し上がるという方が六六・六なので、約八割近い方が物価がこれから上昇するであろうと、そういうふうに思われていると。ですから、総理がおっしゃるとおり、デフレマインドは払拭されつつあるんだろうと、私はそう思っています。
さて、問題はここからです。デフレマインドが払拭されるということになったんですが、一年後、消費をどうしますかと、それも聞いています。上の段になっていますが、増やすという人は五・五%、減らすという人が四五・二%になってきていて、変えないという人が四八・四%なんです。もう国民は物価が上がるということをこれは認知しております。物価が上がるということを認知していますが、消費は増やしますか減らしますかと聞くと、減らしますと答えているんです。
それはなぜかというと、今総理から御答弁があったとおり、一つは賃金が上がらないことです。賃金が上がっていないのでなかなか消費を増やせないということですが、もう一つは、物価が上がるんであれば余計な買物をしないようにしようと、そう心掛けるのは庶民としては当たり前のことなわけですよ。
ですから、総理が当時想定されたことと今現実の社会として起こっていることは、私は全く違うことになってきていて、だから景気が悪くなって個人消費が伸びなくなってきているんではないのかと思いますが、この点について、総理、いかがですか。