中野洋昌の発言 (経済産業委員会)
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○中野委員 公明党の中野洋昌でございます。
通告に従いまして質問をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
先ほど来お話に出ておりますとおり、エネルギー安全保障というのは国の根幹をなす政策でございまして、天然資源に乏しい我が国にとりまして、資源の自主開発比率を向上させていく、これは極めて重要なことでございます。原油価格がまさに低迷をしている。今、資源開発をしっかり進めて、自主開発比率四〇%という目標がございますけれども、これを早期に達成する、これをまさに進めていかないといけない、非常に大事なことでございます。
本法律案では、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構、いわゆるJOGMECの支援メニューをこのために追加していこう、こういうことでございますので、これに関連して質問をさせていただきます。
まず第一に、JOGMECにおける審査あるいはガバナンス、こういったものに関して御質問をさせていただきます。
これも言うまでもないですけれども、資源開発そのものは、非常に時間のかかる、リードタイムも非常にかかるというものでございますし、投下する必要な資金、これも非常に多くの資本投下が必要なものでございます。成功確率も、必ずできるものかというと、それは必ずしもそうではない、そういったものでございます。
従来も、政府におきましては、石油開発というものにリスクマネーの供給を担う役割として、例えば、過去は石油公団というものがございました。しかし、これは多額の欠損金を抱えて廃止をすることになった、こういう歴史もあるわけでございます。
今回、JOGMECに対しまして、上流開発企業が海外の資源会社そのものの企業買収を例えば行う、こういうものに支援ができるようにしていこう、あるいは、産油国の国営石油企業の株式をJOGMECが直接取得できるようにしよう、さまざまな支援メニューを追加していこう、こういう方向性の改正でございますけれども、かといいまして、過去と同じ轍を踏むわけにはいかない、このように考えておりまして、では、どういう審査体制でやっていくのか、どうやってガバナンスをきかせていくのかということは非常に重要であるということを考えております。
個別のプロジェクトに対して評価をしていた今までの出資に比べて、会社そのものがどうなのか、こういうものも見ないといけない。あるいは、産油国の株式をそのまま取得する、こういう新しい業務になってくる。当然、カントリーリスク、さまざまなことも考えていかないといけないということで、このリスク管理についてはさらに厳しい体制をとる必要がある、このように考えております。
そこで、大臣に御質問なんですけれども、今回の法改正に当たりまして、JOGMECのリスク管理、これに関してどういった措置を講ずるのか、あるいは、審査、ガバナンスの強化、こういう取り組みをどのように進めていくのか、これについて具体的に御教示いただければと思います。