水落敏栄の発言 (決算行政監視委員会)
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○水落副大臣 文部科学副大臣を拝命しております水落敏栄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
私からは、お手元の資料「二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会関係予算(文部科学省分)」について御説明を申し上げます。
二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会関係予算につきましては、内閣官房がその範囲を定めておりまして、予算を所管する各省庁が、大会運営または同大会の開催機運の醸成や成功に直接資すること、及び大会開催を前提に、新たに、または追加的に講じる施策であることとして整理した予算とされております。
そのうち文部科学省分といたしましては、平成二十八年度当初予算及び平成二十八年度第二次補正予算において、メダル獲得へ向けた競技力の強化、大会開催機運の醸成、新国立競技場の整備といった予算を計上しております。
初めに、メダル獲得へ向けた競技力の強化に関する事業について説明いたします。
二〇二〇年東京オリンピック・パラリンピック競技大会を初めとした国際競技大会における日本代表選手の活躍は、国民に夢と感動を与えるものであり、選手の強化、育成など我が国の国際競技力の向上に取り組むことは大変重要であると考えております。
主な事業といたしましては、平成二十八年度当初予算においては、各競技団体が行う日常的、継続的な選手強化活動を支援するとともに、二〇二〇年東京大会で活躍が期待される次世代アスリートの発掘、育成などの戦略的な選手強化を行う競技力向上事業に八十七億円を計上しております。
また、メダル獲得が期待される競技をターゲットとして、アスリート支援や研究開発について、多方面から専門的かつ高度な支援を戦略的、包括的に実施するハイパフォーマンスサポート事業に三十五億二千八百万円を計上しております。
さらに、我が国のトップレベル競技者がトレーニングを行うための拠点施設であるナショナルトレーニングセンター、NTCのオリンピック競技とパラリンピック競技の共同利用化等による機能強化を図るため、NTCの拡充整備に係る予算として、平成二十八年度当初予算においては二億円、平成二十八年度第二次補正予算においては二十四億六百万円を計上しております。
次に、大会開催機運の醸成に関する事業についてでありますが、東京大会の効果を全国津々浦々に行き渡らせるとともに、大会の開催に向けて国内外の開催機運の醸成を図ることは、大会の成功のために極めて重要と考えているところです。
具体的には、世界の国々との交流、協力関係を築きながら、スポーツの価値をさらに高めようとする国際的な取り組みに貢献するため、スポーツを通じた国際協力及び交流、国際スポーツ人材育成拠点の構築、国際的なアンチドーピング推進の強化支援を行うとともに、日本全国へオリンピック・パラリンピック・ムーブメントを波及させるための取り組みであるスポーツ・フォー・トゥモロー等推進プログラムに十二億一千四百万円を計上しております。
また、本年十月に、IOCバッハ会長、IPCクレーブン会長等も御参加いただき、二〇二〇年東京大会の開催に向けて国内外の機運の醸成を図るため、スポーツや文化による国際貢献や有形無形のレガシー等について議論、情報発信を行ったスポーツ・文化・ワールド・フォーラムの開催に五億百万円を計上しております。
最後に、新国立競技場の整備についてでございます。
昨年十二月の関係閣僚会議において決定された財源スキームに基づく国の負担分として、百二十五億円を独立行政法人日本スポーツ振興センターに出資いたしました。なお、この財源は、スポーツ振興基金の有効活用を図る旨の会計検査院の指摘を踏まえて、その一部を国庫納付したものであります。今後とも、二〇二〇年東京大会に間に合うよう、工期を守り着実に整備を進めてまいります。
以上であります。