小沢鋭仁の発言 (憲法審査会)

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○小沢(鋭)委員 会長、ありがとうございます。
 日本維新の会の小沢鋭仁でございます。
 きょうは制定過程をテーマに、こういう話でやっているわけでありますが、まず、この制定過程に関しては、先ほど来お話を伺っておりますと、いわゆる押しつけ憲法論、これを言っているところはどこもないな、こう思うんですね。実際に、この憲法審査会でもそういった報告を取りまとめておりますし、そういった意味では、そこはもう、制定過程に関してはそういう合意があるということで進めていただきたいな、こういうふうにまず思います。
 それから、制定過程というよりも、制定から今日に至るまでの憲法論議ということをちょっと振り返ってみますと、先ほど私どもの足立委員からも申し上げましたが、我々は脱イデオロギーの憲法改正論ということを主張しているんですが、この戦後の憲法論議は、ある意味では、保守は改憲、革新は護憲、どちらかというとそういったイデオロギー的立場でずっと議論がされてきたのかな、こういうふうに思っています。
 それから、私、議員になる前にいろいろ勉強したりお話を聞く機会があったんですが、政権をとってきた自民党の中でも、例えば、中曽根元総理は戦後政治の転換ということで改憲を主張され、宮沢元総理は戦後政治の継承といって護憲、こういう主張をされました。そういった意味では、ある意味で思想的、価値観的というか、そういった憲法改正論が同時に行われてきたのかな、こうも思うわけであります。
 そこから脱して、さっき辻元委員も言いましたが、中立的、こういう言葉がありました。我々は脱イデオロギー、こう言っておりますが、いわゆるバリューフリーというか、価値観から離れて、時代の変化に合わせて、今、社会の仕組み、国の仕組みを変えていく、そのためには基本法たる憲法も変えなければいけない部分があるでしょうということを我々は申し上げていて、我々が考えるところは、先ほど申し上げましたように、三つのところ、教育の無償化、統治機構の改革、それから憲法裁判所の設置ということでありますけれども、そういった立法事実というか憲法事実というか、そういったことに基づいた提案をして、ぜひともこの審査会の議論を前に進めたい、こう思うわけであります。
 私もかれこれ、ここに十年近くおりますけれども、十八歳投票を含む国民投票法、これは大きな成果だったと思います。これは、若干我田引水、手前みそで宣伝させていただくと、日本維新の会が、まず国民投票法、三つの宿題の改正を提案して、各党が乗っていただいてでき上がりました。これは一つの成果だったと思いますが、勉強をずっと続けて十数年なんですね。
 ですから、先ほども申し上げましたように、前に進めたい。時代は待ってくれていない。時代の変化は大きい。イギリスのEU離脱やトランプさんの誕生を含めて世界は大きく変わっている。その時代に、憲法を七十年変えないということが自慢であってはおかしいんじゃないかと。いわゆる時代の変化に合わせた憲法改正を行うことが、まさに我々国会議員の責務であると私どもは思っています。
 あと、具体的に申し上げると、我が党は独自の憲法の調査を行いました。これ、憲法を改正するのに賛成か反対かというと、どうしても、さっきから申し上げているイデオロギーだとか九条とかにひっかかっちゃうんですね。個々に具体的に我々が提案した三つの提案なんかは、まだ生データですけれども、いわゆる賛成が反対を超えています。そういった個々の問題に入っていく議論を何とぞ行っていただきたいと委員各位、会長にお願い申し上げて、私の発言とさせていただきます。
 ありがとうございました。

発言情報

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発言者: 小沢鋭仁

speaker_id: 1006

日付: 2016-11-17

院: 衆議院

会議名: 憲法審査会