濱村進の発言 (内閣委員会)
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○濱村委員 今、安全、安心な社会の実現についてどのように資するのかという御質問でございました。
もちろん、そうしたところに対して具体的にどういう手を打てるのかということが重要でございますので、何点か例示をさせていただきたいというふうに思いますが、例えば、医療・健康分野におきまして、今、市民の方、広島県の呉市でございますが、国保の被保険者のレセプトとか健診データについて情報を収集しながら、糖尿病の重症化リスクの高い層や生活習慣病の予備軍の方々について抽出をしております。その方々に集中指導することによって、健康寿命の延伸あるいは医療費の抑制、削減に取り組んでいる、こうした事例がございます。
また、安心、安全という意味においては、災害あるいは防災の分野におきましても重要な取り組みがございまして、大規模災害発生時に、複数の民間事業者が保有しております自動車の位置情報、あるいは走行履歴などを指し示しますプローブ情報、こうしたものと、政府が保有する交通規制情報を公開することによって、迅速な救援活動に役立てた例もございます。これは、東日本大震災であったり、広島市の平成二十六年度の大雨土砂災害、そしてまた、二十六年度の長野県の北部地震、二十八年の熊本地震においても活用されているわけでございまして、こうした防災、災害の分野でも活用される。
そして、さらに申し上げるならば、防犯に活用されている例もございまして、これは私の地元兵庫県にある明石高専が開発したものでございますが、この活用自体は名古屋市で行われているわけですけれども、自治体が保有する街路灯、この街路灯は当然コンピューター制御されているわけでございますけれども、このコンピューター制御されている情報をもとに、どの街路灯が明るく、スイッチが入っているかということがわかるようになっておりまして、どこかからどこかまで行きたい、その道筋において、明るい道を明示するというような、そういう機能がございます。それは、特に女性におかれましては防犯に活用できるのではないか、このようなふうに思っているわけでございます。
以上、幾つか例示をさせていただきましたが、健康、医療、あるいは防災、防犯、そうした分野、さらには農業であったり教育であったり地域活性化、さまざまな課題に対応できるのではないか、このように思っている次第でございます。