池内さおりの発言 (内閣委員会)

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○池内委員 ぜひ、慎重には慎重を重ねてやはり進めていかなければならない、私もそのように思っています。
 この専門家の方がおっしゃっていたことで、ストーカーには三つの段階があるというふうに言われていました。
 第一段階は、当事者間で解決ができる段階。自分を変えるからもう一度やり直してくれというような、相手にまだ期待を抱いて関係を改善したいというふうに考えている段階があって、第二段階というのが次の段階ですけれども、切迫したメールとか待ち伏せ、誠意見せろ、死んでやる、こうした支配的コミュニケーションに至る段階。そして第三段階が、住居侵入、殺人など、こうした重大な問題になっていく。それぞれの段階に合った対応が必要だというふうにおっしゃっていました。
 今回の改正では、ここで言う第二段階から第三段階に至る段階での対応を非親告罪化、そしてSNSのコメント等の行為もストーカーの行為の対象とするということだと思います。
 ある方が、この改正案について、SNSでもう既に発信をされたそうなんです。そうすると、その方に対するSNS上での嫌がらせ行為というのが、そのときからぴたりととまっていると。その意味でも、今回のこの法改正の時期、また内容というのは実態に合っているものであって、進めていくべきだというふうに思っています。
 さらに、緊急的に禁止命令を出すということもできるようになるので、本当に差し迫った危険があるときに迅速な対応ができるということになる。その際、ストーカー行為に対して警告を発することができるケースがふえるということになるんですけれども、もちろん、被害者の意思に反してどんどん警告を出すとかどんどん捕まえるということは好ましくないというふうに思うんですね。
 被害者がどうしてほしいのか、どういうことを望んでいるのかという意思を酌むということがとても大事だと思いますが、どうでしょうか。

発言情報

speech_id: 119204889X00820161130_010

発言者: 池内さおり

speaker_id: 5930

日付: 2016-11-30

院: 衆議院

会議名: 内閣委員会