風間直樹の発言 (財政金融委員会)

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○風間直樹君 分かりました。
 次の質問なんですが、先週十七日のこの財金の委員会で質疑に立った委員の皆さんから、現在の日銀の国債保有と、それからこの国債保有が将来的に出す可能性のある日銀の財務上の損失について質疑がなされました。
 このときの質疑をちょっと私なりにまとめてみたんですが、日銀保有の国債については多分こういう理解でいいのかなと考えています。まず、基本として、日銀が持っている国債は満期到来までは売らない、満期到来をもって償還するという原則があるんだろうと。満期に償還し、財務省から額面額を日銀が受け取ると。よって、この国債の額面額と簿価、つまり日銀の国債購入額との差額を、毎期、日銀の財務書類上、決算上加減すると、これが原則だというふうに理解をしました。
 一方で、従来の伝統的な金融政策でしたらこの範疇から出ませんのでそれでいいんですが、今の異次元金融緩和は伝統的な金融政策とは異なりますので、若干事情が変わってくるのだろうと思います。
 つまり、異次元緩和の下、日銀が今、毎年八十兆円をめどとして国債を購入しています。これは、原則として八十兆円分を買わなきゃいけないわけですから、どんな値段でも買うということなのだろうと思います。この場合、国債の額面より日銀が高く買うケースが出てきます。出てくるというよりも、最近は恐らく大半がそうなんだろうと思います。この高く日銀が買った場合、当然満期には額面の金額で償還し、額面額分を財務省から日銀が受け取るわけですから、日銀には損が出ます。よって、国債の額面と日銀の簿価、つまり購入額との差額を現在償却額として日銀の決算上計上していると。この償却額が二〇一五年度末で八千七百三十九億円あると、これが現状だろうということであります。
 そこで、ちょっと頭の体操としてお尋ねをしたいんですけれども、まず最初は、満期の到来まで、つまり償還まで日銀が保有している国債を途中で売却することはないという前提なんですが、これ、もし仮に満期前に売るケースが起きるとすればどのような場合なんでしょうか、教えてください。

発言情報

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発言者: 風間直樹

speaker_id: 23335

日付: 2016-11-22

院: 参議院

会議名: 財政金融委員会