風間直樹の発言 (財政金融委員会)
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○風間直樹君 そうすると、あと一年半程度なわけですけれども、この間五回この二%の物価達成目標の時期を延長されて、国民から見ると、あと一年半の総裁の任期中に二%目標が達成できるのかな、多分無理なんだろうなというのが率直なところなんだろうと思います。そうすると、やはりこの異次元緩和を開始された責任者である総裁のお立場で、当初であれば出口について語るのは時期尚早とおっしゃるのは理解できたんですが、そろそろその御答弁は通用しにくくなっているのかなという気がするんですね。ですので、残り一年半の任期の中でこうした国会での質疑も幾多行われるわけですが、やはり黒田総裁の下の日銀として出口についてはこういう戦略を考えているということは、後世に対する責任上も、この国会の場できちんとお示しになるべきだと私は思います。そのことを申し上げます。
それからもう一点なんですが、今、我が国の場合、金利はもう本当に最下辺に張り付いている状況ですので、今後このマイナス金利が一層進むというのはちょっと想像しにくい、むしろ想像しやすいのは、逆に金利が上昇していくケースなんだろうと思います。現に、アメリカ大統領選の後、米国の長期金利、上昇傾向にあるわけですけれども、この金利の上昇傾向が我が国にも反映された場合、日銀の財務も非常に容易ならざる事態になってくるんだろうと思います。
そこで、先週のこの委員会でこの長期金利に関する質疑が出たときに、総裁は、長期金利をコントロールできるんだという自信のこもった答弁をされたと思うんですけれども、果たしてどこまで中央銀行がこの長期金利をコントロールできるのかというのは、マーケットから見ても疑問があると思うんですね。
総裁、これどこまでコントロールできるのか。どの程度の割合というと変な言い方ですけれども、例えば五割程度はコントロールできるとか、あるいは、いや、八割方コントロールできる自信があるんだとか、その辺の御見解はいかがでしょうか。