矢田わか子の発言 (内閣委員会)

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○矢田わか子君 ありがとうございました。是非ともよろしくお願いしたいと思います。
 一方で、女性の育児休業取得におけるキャリア維持に関しては、対応策として大きな効果が期待されるのが父親の育児休暇の取得率を高めることだというふうに考えております。夫の育児休業の取得によって妻の休業期間が短縮されるということでもありますが、残念ながら我が国では男の取得率極めて低く、しかも短期間で終わっています。平成二十七年度のデータで四%、そして、そのうち五日以内で取っている方は四〇%、二週間以内が六〇%、ほぼ大半の人は一か月以内というような結果であります。休業というよりは休暇取りましたというふうな程度だと思います。
 そんなことから、なぜなかなか夫の育児休業取得が進まないのか。もう夫が取れるようになって二十年になります。でも進まない。この現状を踏まえた打開策が必要ではないかと思っています。
 例えばノルウェーでは、御承知のとおり、父親の育児休暇制度については九三年からクオータ制を導入しております。父母合わせて最大五十四週のうち、最初できたときは四週間父親が取ってください、今では十週間以上を父親が取らなければならないという義務付けになっております。賃金はその代わり一〇〇%保障されます。これによって、男性の育児休暇の取得率九〇%以上というふうなことになっております。この結果、出生率そのものの向上にも役割を果たしたというふうに分析がされております。
 私たち日本も、このくらいの思い切った制度を導入しなければ、女性の継続雇用とキャリア維持は達成できないと思います。政府としてそういった諸外国で見られるクオータ制の導入についてどのように考えていらっしゃるのか、見解を伺いたいと思います。

発言情報

speech_id: 119214889X00520161110_017

発言者: 矢田わか子

speaker_id: 21767

日付: 2016-11-10

院: 参議院

会議名: 内閣委員会