山本有二の発言 (農林水産委員会)
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○国務大臣(山本有二君) この生乳の取扱いは、おっしゃるように、生ものでありますし貯蔵もなかなか困難でありますし、そうした中、一元的集荷、多元的販売にまで持ち込んでいただいたのがこの指定生乳生産者団体制度でございまして、これは法律によって、加工原料乳生産者補給金等暫定措置法に基づきまして、我が国酪農の発展に重要な役割を果たしてきた制度であることは紛れもない事実でございます。
特に、同法に基づきまして、生産者が指定生乳生産者団体を通じて補給金の交付を受けるとされてきておりまして、この仕組みによる大変大事な機能は三つ挙げられようかと思っております。農協、農協連合会の販売事業の機能を活用強化をしつつ、輸送コストの削減、条件不利地域の集乳の可能性を見出し、かつまた乳価交渉力を小さな酪農家の皆さんに付けてくることができた、確保することができたという大事な機能を持っております。そして、補給金を通じて飲用向けと乳製品向けの仕向けの調整の実効性を担保する機能がまたございます。
そんな意味で、我々としましては、この二十八年六月閣議決定されました規制改革実施計画について、指定生乳団体制度の是非、現行の補給金の交付対象の在り方、こうしたことを含めた抜本的改革につきましては、この機能を維持しつつ、更に積極的に時代に応じた改革を求めたいと、こう考えております。
ただ、二十八年秋までに検討し結論を得るとされておるわけでございまして、鋭意、与党の中で今御検討をいただいていると聞いております。その推移も見ながら、我々としましては委員の皆さんの御意見も聞きながら判断をさせていただきたいというように思っております。