世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○世耕国務大臣 おっしゃるように、自主行動計画を決めただけではだめでありまして、それがやはりしっかり実行されていかなければいけない。しかも、日本の下請構造というのはずっと、私の地元でもそうですけれども、五次下請、六次下請といったところまであるわけであります。
ただ、やはり、行動計画を決め、業界のルールを決めて動いてもらったことで、いい傾向は出ていると思います。
例えば、下請取引の適正化の中で我々非常に重視をしているのは、やはり手形による決済というのをなるべく減らして、現金の支払いにしてもらいたいというふうに思っているわけですが、自動車業界でもう既にいい傾向が出ていまして、まず、発注元の自動車メーカーが手形取引をやめた。そうすると、一次下請、ただ、自動車産業の場合、一次下請といっても一兆円規模の企業になるわけですけれども、今度はそういった下請企業が、それまで手形で支払っていたものをやめたという形で、だんだんやはり玉突きで改善が進んでいくんだろうというふうに思っています。
我々は、これからも粘り強く、ちゃんと末端まで行っているかどうかというのをやっていきたいと思っていますし、発注元には、単に直接取引、契約しているところだけではなくて、やはり、サプライチェーン全体に責任を持ってもらいたいというふうに思っています。
これから我々、五月にはフォローアップ指針というのを決めて、この自主行動計画がちゃんと行われているかどうかということをきちっと調査を行うということを各業界に求めてまいりたいというふうに思っております。
また、経産省本体としても、ことし四月から、八十名規模の下請Gメンの配置を行いました。いわゆる三次、四次あたりの下請も含めて年間二千件以上の直接のヒアリングを丁寧に行って、こういう自主行動計画、業界のルールがちゃんと徹底をされているかどうか、あるいは、さらなる問題が起こっていないかどうかということもしっかりフォローをしていきたいというふうに思っております。