平沢勝栄の発言 (情報監視審査会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○平沢委員 三人の参考人の皆さん、ありがとうございました。
三谷参考人にお聞きしたいんですけれども、情報の保全それから情報源、とりわけヒューミントの保全、これについて、今の日本のあり方をどう考えるか、これについて教えていただければと思います。
というのは、私も三谷参考人と同じような経歴をたどってきたんですけれども、とりわけ日本の赤軍が各国、世界じゅうで暴れまくっていたときに、外国のインテリジェンスに行って情報をとったときに、外国のインテリジェンスから言われたのは三つありまして、何でインテリジェンスから来ないで警察から来るんだということが一つ。二つ目は、ギブ・アンド・テークが情報機関間の鉄則なのに、日本は何のギブ情報があるんだ、これが二番目。三番目は、要するに、情報を渡してもいいけれども、保全が大丈夫かと。
向こうは命がけで、先ほど三谷参考人が言われたように、まさに情報というのは命をかけてとってくるわけで、その結果として、その情報をもらって防いだ事件もいっぱいあるんです。
これは余り報道なんかにはほとんど出ないから知られていませんけれども、一九七七年のダッカ事件を日本赤軍が起こして、それ以降日本赤軍の事件が起こっていないのは、向こうが起こさなかったんじゃないんです。起こすのを、こちらが積極的に動いて情報をつかんで、そしていろいろ手を打って事前に防いだんです。
ですから、そういったことも案外知ってもらわなきゃならないなと思いますけれども、それはともかくとして、ただ、日本の場合は、こういった、せっかくいろいろと動いていても、諸外国からはかなり信用されていないな、とりわけ、情報を渡しても情報の保全があれなのか、そして、もし渡した場合に大丈夫なのかと。
それで、逆に日本も、今やいろいろと情報を、ヒューミントなんかを使っていろいろ情報をとっているようですけれども、何か中国で、知りませんけれども、何か捕まった人が日本のどこかの当局のいわば情報源として動いていたというようなことも言われていますけれども、その意味でいえば、日本の情報活動というのはどうなっているんだろう、ヒューミントの保護は大丈夫なのかという気もしないでもないんですけれども、その辺について、三谷参考人、教えていただけますか。