赤羽一嘉の発言 (東日本大震災復興特別委員会)

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○赤羽委員 この帰還困難区域については、先ほど根本さんの質問にもありましたが、自民党と公明党の与党で第六次提言の中に明確に述べております。これは、たとえ長い年月を要するとしても、将来的に帰還困難区域の全てを避難指示解除し、復興再生に責任を持って取り組むべきだということを提言し、その第一歩として、今回、こういった特定地域の制度がなされたものと承知をしています。
 これに対して、私、別にいろいろな議論をするつもりはありませんが、民進党の一昨日の本会議の代表質問では、立場が違うんだな、考え方が違うんだなというふうな御発言がございました。
 帰還困難区域の全てを復興再生することができるのでしょうか、耳ざわりのいいことだけを言って実現できなければ、福島の皆さんをもう一度裏切ることになってしまいます、そのことを懸念します、特定復興拠点を整備するだけでも相当の困難が予想される中で、それ以外の地域については、避難を解除するめどは全く立っていないのが現実です、六年が経過し、被災者の皆さんと国民に対して帰還困難区域の将来像を示す責任は政府にあると考えますが、復興大臣、いかがでしょうかという質問がされました。
 まさに、六年が経過して、帰還困難区域の将来像を示す責任は政府にあるということは全く私も一緒でありますが、その前段では、私が信頼するというか尊敬する、かつてこの復興を担当された大臣が質問者でありましたので、正直言って我が耳を疑いました。帰還困難区域の大変さというのはよくよく承知をしておりますが、この六年間でさまざまな努力がなされてきたのも事実でございますし、双葉町、大熊町を初め、帰還困難区域の復旧復興なしには町の再生がない地域は必死の思いでやってきたわけであります。
 そうしたことに対して、政府の責任は、敗北主義的な、また第三者的なことではなくて、地元の皆さんたちが自分たちの土地を返してもらいたいということに対しては、いかなる困難があっても乗り越えるというのがまさに政府の責任ではないだろうか。それを、どういう御見解があるのかわかりませんけれども、こうした発言というのは私は全く受け入れられない、こう思っております。
 ですから、まだまだ困難な過程は続くと思いますが、線量も相当下がっておりますし、残っているのは山林が大半でありますので、こうしたことは、いろいろな知恵がつくし、またやらなければいけないと思っておりますので、詳細な工程は今結構でございますけれども、今回のこの措置は帰還困難区域の復興の第一歩だ、まだまだこれから続くんだ、それは政府が責任を持ってなすんだということを、ぜひはっきりと言明いただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 赤羽一嘉

speaker_id: 22425

日付: 2017-04-06

院: 衆議院

会議名: 東日本大震災復興特別委員会