鳩山二郎の発言 (内閣委員会)
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○鳩山委員 大臣、御答弁ありがとうございました。
次に、クールジャパンの観点から、この日本には大変すばらしい伝統工芸品が、日本各地、散在をしているわけでありますが、そのことについてお話をさせていただきます。
私が大川市長を務めた大川市も、大変すばらしい桐だんすを初めとして、数々の伝統工芸品がございます。大事なことは、日本の伝統工芸品に対して、外国人の方に、その技術やすばらしさをいかに知っていただくかということが私は本当に大事なことだろうと思いますし、先ほども少しお話をしましたけれども、伝統工芸品にしても、やはり、日本全国にはすばらしいものが、その地域地域に根づいたものがたくさんあるわけで、それにいかに外国の方に触れていただくかということが私は大変重要だろう、そのように思っています。
これは、外国の方にどうやって売り込むかというのは、真剣に我々は考えなければいけないと思っていまして、例えば、こてこての伝統工芸を、そのまま一〇〇%その状態で外国の方に売り込む方がかえって外国の方に喜ばれるケースも恐らくあるでしょうし、その逆で、どこの地域やどこの国の方を対象にするかによって変わってくるかもしれませんが、こういう言い方はよくないかもしれませんが、多少その外国の方の好みに寄せて、伝統工芸品を新たにつくっていく。
例えば、欧米の方々に対して伝統工芸品を提供するときに、和の要素に多少西洋のエッセンスを加えることも、ひょっとしたら大事なことなのかもしれない、私はそういうふうに感じておりまして、ここで一つ御紹介をさせていただきますけれども、私が市長時代に、若手の家具屋さんがチームを結集して、私と気持ちを一つにしていただいた方々なんですが、これは、組み立て式で移動式の茶室をつくりました。
この茶室は、日本全国でもいろいろなところで披露させていただいたんですが、ことしあった、大変大きいアメリカの音楽の祭典のグラミー賞にも、この茶室は行くことができたわけであります。私はこのグラミー賞に行くことはできなかったんですけれども、大川の方々がグラミー賞から帰ってきたときの話を聞くと、ありとあらゆるアーティストの方々がその茶室を見ていただいて、本当にすばらしいという評価をいただいたと。有名な役者さんでいうと、ジョン・トラボルタさんやジョージ・クルーニーさんも来ていただいて、ジョージ・クルーニーさんは、何としてでも売ってくれないか、そういう話があったわけであります。そのグラミーから帰ってきた家具職人の方々の話を聞くと、間違いなく我々はビジネスチャンスがあるし、海外に自分たちの製品を売っていく自信がある、そういう話をしておりました。
私が、我々にとってこの伝統工芸品を考えたときに、一つのチャンスとなるのが、二〇二〇年の東京オリンピック・パラリンピックであることは間違いがないわけで、あのスポーツの祭典を目がけて大勢の方々がお越しをいただく中で、いかに日本のファンをつくっていくか、あるいは、それぞれの自治体にも努力をしていただかなければいけませんけれども、それぞれの自治体の方々が、それぞれのファンをいかにつくっていくかということも、私は大事な作業だとは思っております。
ただ、こういった有志の方々で、もう既に、海外に懸命に、日本のすばらしい製品を売り込もう、伝統工芸品を売り込もうとしている方々がおられるわけでございますから、ぜひこれは政府の方に御答弁いただければと思いますが、日本に散在するすばらしい伝統工芸品をどうやって、海外の皆様方、世界に発信していこうと考えられているか、お答えをお願いいたします。