阿部知子の発言 (本会議)
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○阿部知子君 続きまして、軽度者に対するサービスは現行制度を維持すべきとの中島議員のお考えに対する私どもの見解についてお尋ねがありました。
安倍政権は、軽度者に対する介護サービスを縮小することを検討しておられます。軽度者の生活援助サービスを市町村が行う地域支援事業に移行することや、軽度者の福祉用具貸し出しやあるいは住宅改修を原則自己負担とすることなどです。
議員御指摘のように、財政上の理由から軽度者向けの介護サービスを縮小すれば、軽度者の介護サービスの利用機会の減少や利用抑制を招き、要介護状態を悪化させかねません。その結果、悪化してしまった要介護者がふえて、かえって介護保険財政の逼迫に拍車をかけるおそれがあります。朝三暮四、中長期的視野に立って検討しなければ、本末転倒の事態が起こりかねません。
本法案では、軽度要介護者、要支援者に対する保険給付に係るサービスが、将来にわたってあまねく全国において十分な内容及び水準で提供されるようにする旨の規定を設けております。介護保険の空洞化につながる軽度者切り捨ての防止が、本法案の五本柱の一つとなっております。(拍手)
〔水戸将史君登壇〕