中野洋昌の発言 (予算委員会)

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○中野委員 ありがとうございます。
 先ほど世耕大臣から御答弁いただいたプレミアムフライデーにせよ、総理の働き方改革にせよ、今までの日本の企業文化というか労働文化というか、そういったものを変えていくという取り組みでございまして、これは非常にある意味多くのものを変えないといけない、そして多くの関係者が努力をしないといけない取り組みでございます。しかし、長時間労働の削減、生産性の改善、それを通じて私たちの日々の暮らしを豊かにしていく、これはまさに待ったなしの改革でございます。ぜひとも総理のリーダーシップでこの働き方改革を取りまとめていただけますよう改めてお願いしたい、このように申し上げさせていただきます。
 平成二十九年度予算案には、私ども公明党が主張させていただいた提言がさまざま盛り込まれてございます。私は、その中でも今回は教育に関する予算が大変に充実したんだということを改めて御指摘させていただきたい、このように考えております。
 例えば、発達障害などのある児童生徒などに対して、一人一人の状況に応じて、今、通級指導という支援がございます。これは今までも行っておったんですけれども、予算としては制度化されていなかった。ですので、毎回の予算の措置で、毎年どのくらいの教職員が確保できるかがわからない、こういう状況でございました。この通級の指導を求める児童生徒が約一万人にも上る、こうした指摘もございました。
 しかし、私ども公明党の主張で、今回、基礎定数として教職員定数が制度化されました。安定的に教職員定数が確保できるようになり、一人一人の状況に応じて子供たちの可能性を開いていく、こうした取り組みが進んでいくことを期待しております。
 また、私どもが長らく要望していた給付型奨学金、これについてもいよいよ実現をいたします。奨学金に関しましては、給付型奨学金に加えまして、無利子奨学金を大幅に拡充するでありますとか、所得に連動して返還する額が変わっていく所得連動型の奨学金の創設も含めまして、かなり多くの予算が充実しております。
 この二十九年度予算を早期に成立させるとともに、こうした仕組みというのをどんどん周知していって進学に悩んでいる世帯を後押ししていく、そうすることで貧困の連鎖を防いでいく、これが待ったなしの課題でございますし、ぜひとも進めていく必要がございます。
 今までは、成績がいい、勉強を頑張っている世帯であれば所得が低くても大学に進学していこう、そういう流れもあったわけでございますけれども、残念なことに、所得が低い世帯であれば成績がよくても進学をやはり諦めた方がいいんじゃないか、こういう世帯がふえているという大変残念なデータもございます。こうした一人一人の子供たちの背中を後押ししていって可能性を開いていくということは、まさに日本の未来を開いていくことでございます。まさに政策を前に進めていく必要がある、このように確信をしております。
 さらなる教育費の負担軽減に向けてどのようなあり方が可能なのか、これには幼児教育もございますし、また高等教育、初等中等教育、さまざまな分野がございます。優先順位をどうつけていくか、こういう課題もございます。どのような財源の確保が可能なのか、これについても大きな課題でございます。
 しかし、この無償化という大きな流れに向けて幅広く議論を行っていこう、こういうことで、私ども公明党といたしましても、教育費の無償化財源の検討PTを先日立ち上げたところでございまして、教育費の負担軽減に向けてさらなる議論を開始していこう、このように考えております。
 今後の教育予算の充実そして教育費の負担の軽減のあり方について、総理の御決意をお伺いしたいというふうに思います。

発言情報

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発言者: 中野洋昌

speaker_id: 33180

日付: 2017-02-27

院: 衆議院

会議名: 予算委員会