阿達雅志の発言 (外交防衛委員会)
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○阿達雅志君 自由民主党の阿達雅志でございます。
本日は、四人の参考人の皆様から様々な角度から現在の国際情勢、またアメリカの新大統領の影響ということで、非常に貴重な御意見をお聞かせいただきまして、誠にありがとうございました。
そしてまた、改めて思いますのは、当選から三か月、そしてまだ就任から三週間でもう国際世界にこれだけ、国際政治にこれだけ大きなインパクトを与える、やはりこのアメリカというのがいかに世界において大きな影響力を持っているかということを改めて四人の参考人の先生方のお話を聞いて思ったところでございます。
私は、ちょっと岡本参考人に何点かお聞きをしたいと思います。
一点目は、まず、トランプ大統領、自国の利益第一ということで今回就任をされ、そして今いろんな行政命令、あるいはいろんな政策に取り組んでいると。こういう中で、私もトランプ大統領の就任演説を読んで非常に驚きました。中身としては、それまでのキャンペーンで言っていた中身が非常に多かったわけですけれども、今までこういう就任演説で書かれていたような米国的価値についての説明がほとんどなかった、そしてまた外交についてほとんどない、またアジアについても全く触れていないという中で、今日、岡本参考人のお話にもありましたけれども、こういう国際公共財について、あるいは自由主義、民主主義という価値観について非常にはっきりしない、少なくとも言葉としてはっきり発していないというところがあるように感じたわけでございます。それに対して、この就任演説に対して安倍総理が祝辞を出されました。その中にははっきりと自由、民主主義、法の支配、こういったものを共有する、価値観を共有する中での日米同盟ということがはっきりうたわれていたわけでございます。
そうすると、こういう自由、民主主義、法の支配ということを表面に出してこないアメリカ、そしてまた自国第一ということで、国際公共財というところにはっきりコミットをしていないように見えるこういう大統領の下で、先ほど木村参考人のお話でしたかの中にもあったかと思うんですが、通商政策はあっても外交政策はないというような、こういう部分がある中で、やはり日米同盟自体については、確かにトランプ大統領も極めて重要だということはおっしゃっている、そしてまたトランプ大統領の周りの方もおっしゃっているわけですけれども、こういう自由、民主主義、法の支配という共有する価値というものを間に置かずして、じゃ、日米同盟というのは一体どういう意味を持つんだろうか、一体アメリカは日米同盟というのをこれからどういうものだと考えていくんだろうかと、これは非常に疑問に思うわけですけれども、これについて岡本参考人の御意見をお聞かせいただけますでしょうか。