滝波宏文の発言 (経済産業委員会)
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○滝波宏文君 自民党、福井県選出の滝波宏文でございます。
先月二十五日の質問でも原子力いじめとの関係で強調いたしましたが、原子力、放射線について正しく怖がるという国民理解をしっかりと広げていくことが重要です。
そこで、小中高での放射線についての副読本を見ましたら、第二章には、我々が普通に生活していても、また医療健診や飛行機に乗ることなどでも放射線を受けることが書いてあります。例えば、自然放射線は日本平均で年間二・一ミリシーベルトということが明記されております。もちろんそれで、生活、健康に支障が出るわけではありません、我が国で普通に住んでいる場合に受けるものでありますから。
これで分かることは、放射線は、あるない、オンオフの問題ではなくて、レベル、程度の問題なんだということが分かるわけであります。よって、正しく怖がるということが非常に大事なんだということ、これは第二章で分かるわけでありますし、書き方の工夫はまだまだ必要でしょうけれども、内容としてはこれで第二章大丈夫だと思いますが、一方、驚いたのは章立てであります。これに先立つ第一章が福島事故でありました。第一章から順番に子供たちが見たら、まず、福島事故で単純に放射線を全て怖いということになりかねない、冷静に第二章に読み進める気にならないのではないかというふうに思います。結果、放射線、原子力は全て菌だというふうに安易に考えてしまうことにもなりかねない。これはやはり変えるべきではないでしょうか。
文科省にお聞きしましたら、三・一一後の直後に、福島県側から事故風化防止ということで第一章を福島事故にしてほしいというふうな話があったとは聞いておりますが、今、各地で原子力いじめが発覚、確認されている中で、結果的に福島から避難した子供たちが原子力いじめに遭う遠因になっているのではないかと心配しております。
この副読本の改善について文科省に以前からお願いしてきたところ、対応状況についてお伺いいたします。