石上俊雄の発言 (経済産業委員会)
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○石上俊雄君 ありがとうございました。
それでは、続きまして、燃料デブリの取り出しというところについて質問させていただきますが、これは今までもちょっと別な調査会だったかな、でも取り上げさせていただいて質問させていただきましたが、経産委員会でもさせていただいたかもしれません。
デブリを取り出すこの費用、なかなか積算が難しいということで、そもそも二兆円ということで初め分からないので見積もっていた。それをいろいろ試算をする中で、要はスリーマイルアイランドの事故のときのデブリの取り出しのときのものを勘案しながら、今の福島の原発に置き換えるとどれくらいになるかということで試算をされたということで今まで答弁を聞いてきました。
その中で、政府も見積りの責任は取れない、コストの積み上げは不可能だということで答弁があったわけでありますが、やはり国民の皆さんが一番心配しているのは、本当にデブリは取り出せるのかといったところがやっぱり心配だというふうに思うんです。やっぱりNHKスペシャルでもいろいろやられていますが、何とか今の日本の技術を総結集すれば取り出せるんだという、そういうようなところに至るというところをちょっとずつ、何とか少しずつでも前に進んでいるというのを国民の皆さんに出していくことがやっぱり国民の皆さんが安心するというか、特に福島の皆さんもそうだと思いますけれども、そういうところにつながっていくんだというふうに思うんです。
そういった意味で、ちょっと細か過ぎるかもしれませんが、今の福島の一号機、二号機、三号機、それぞれ今の現状で特徴が、今の状態のちょっと違いがあるわけでありまして、それぞれにどうやってそのデブリを取り出していくかというところについて質問させていただければと、そういうふうに思います。
まず、一号機でございます。一号機は、溶けた核燃料が圧力容器を貫通して格納容器底部に落下をしているというふうに考えられているわけでございまして、ペデスタル、せんだっても視察で確認をさせていただきましたが、の外側に漏れ出した可能性が大きいと言われております。ペデスタルの外側にその燃料デブリが広がりますと、スリーマイルアイランドのときの事故のように、資料の五の一のような上アクセス工法では難しいというのが一般的な考えではないかなと思っておりまして、したがって、資料の五の二のところに付けさせていただきましたが、格納容器に開口部をつくりまして、横アクセス工法が必須ではないかと素人的にも思うわけでございます。
しかし、横アクセスだけだと圧力容器の全てを撤去するというのは困難であるので、最終的にはやっぱり上からのアクセスもやっていかないといけないということで、最終的には横と上、両方というふうになるわけでございますが、上からは、一号機は一番上の方にまだ燃料、使用済燃料があるわけで、それを取り出すのに優先で、そっちの方が優先されて二〇二〇年まで掛かるということですから、やっぱり一号機を何とかしようとすると、まず横からアクセスを掛けるというふうになっちゃうのかな、その中で燃料、使用済燃料を取り出したら上からのアクセスにやっていくという、そういうふうな素人的な考えになるわけでありますが、今日は山名理事長にお越しいただいておりますので、その辺のお考えについてお聞きしたいと思います。