世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 北朝鮮から日本へのまず輸入に関してですが、平成十七年には約百五十億円ありました。これを、平成十八年に開始をした輸入禁止措置によりまして、平成十九年以降はゼロになっているわけであります。また、日本から北朝鮮への輸出は、平成十七年には約七十億円ありました。これも、平成二十一年に開始をした輸出禁止措置によりまして、平成二十二年以降はゼロとなっているわけであります。
外為法に基づく輸出入禁止措置については、第三国を経由したものであっても全面的に取引を禁止している状態でありまして、迂回の輸出入を防止をするために税関や警察など関係省庁間で緊密な連携も行っているところでありまして、現在まで三十六件の事案で違反者が検挙をされておりまして、経済産業省として、三十件の輸出入禁止処分を行うなど厳格に法執行を行ってきているところであります。
こういったことを受けて、北朝鮮に対する輸出入の全面禁止措置は、大量破壊兵器等の輸出入禁止を定めた国連安保理決議を超える我が国独自の強い制裁となっているわけでありまして、日本の断固とした姿勢を示すものであるというふうに思っておりまして、この措置によって我が国からの物資の調達や資金の獲得を阻止をするための相当程度の効果を有しているというふうに認識をしております。
これらの取組に加えて、制裁を違反した場合のペナルティーを強化して抑止力をもっと高めなきゃいけないという観点から、今国会で外為法の改正案を出させていただいて、先般、成立をさせていただいたところであります。これによって、輸出入の規制違反に対して罰金刑を最大十億円に引き上げました。また、輸出入禁止の行政制裁を受けた個人が別の会社を利用して輸出入禁止処分を潜脱するような行政制裁逃れの防止ということも入れさせていただきました。そして、この制裁措置に基づく輸出入禁止の違反者への行政制裁期間の延長、これは一年だったわけですが、これを三年に延長をさせていただきました。
この改正法は公布後一年以内に施行することになっているわけでありますが、今、事務方に早期の施行の指示をしておりまして、今、関係省庁や関係機関を含めた調整を加速をしておりまして、早期施行に向けた準備に万全を期していきたいというふうに思っております。