世耕弘成の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(世耕弘成君) 昨年、北朝鮮が行いました二回の核実験と度重なる弾道ミサイルの発射を踏まえて、昨年の三月と十一月に二つの安保理決議が採択をされまして、人、物、金の各分野での制裁が強化をされたところであります。
これらの措置は、北朝鮮の、今伸びているとはいえ、厳しい経済状況と併せて考えた場合、特に北朝鮮からの石炭の輸入を規制すると、これを通じて外貨の収入を減少させることにより一定の効果を及ぼしてきているというふうに考えます。
北朝鮮からの石炭輸入に関しては、その大半を占める中国が昨年の安保理決議に基づいて今年二月に輸入禁止措置をとりまして、それ以来、北朝鮮から石炭を輸入していないというふうに承知をしています。
今後、北朝鮮に対する圧力を強化するためには、アメリカ、韓国、そして北朝鮮の輸出入の九割を占めている中国など関係国と緊密に連携をしながら、各国に対して安保理決議の厳格な履行を求めていくことが重要だと認識をしています。
また、今御指摘の六月二日の安保理決議は、北朝鮮による度重なる弾道ミサイル発射などを受けまして、一連の国連安保理決議を強化をして、資産凍結と入国・領域通過禁止となる対象を追加指定をするというものでありまして、国際社会が一致をして北朝鮮に対する圧力を強化する意思の表れだというふうに評価をしております。
拉致、核、ミサイルといった諸懸案の包括的解決に向けて政府を挙げて北朝鮮に対して毅然とした姿勢で臨むべく、経産省としては、引き続き関係省庁と緊密に連携しながら対北朝鮮措置を厳格に実施してまいりたいと考えております。